【アニメ漫画キャラの魅力】大金持ちなのに結構いい奴!キザの代名詞「花輪和彦」の魅力とは?『ちびまる子ちゃん』 (2/2ページ)
■彼の別け隔てなさが浮き彫りにする「格差」
面白いのは、彼のこういった態度が一面で「格差」を浮き彫りにしていることです。花輪くんの「ダークサイド」とも言えるのが「丸尾君」でしょう。ガリガリの努力をして良い成績を納め、自分の価値観を他者に強要しては煙たがられ、自分が学級委員長になりたいがゆえに他者もそうだと信じて疑わないその姿は、コミカルなオブラートにでも包まないと正視に耐えない悲愴さです。しかし、財力による教育で多様な価値観を持つことができ、上昇志向を保つ必要のない花輪くんに対し、母親の期待を背に、丸尾君は何かを必死につかんで上昇しなければならないのです。花輪くんが「一般の」子に分け隔てなく接するほど、この「格差」は深い深淵となって口を開けるのです。
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★記者:ルーデル(キャラペディア公式ライター)