東京五輪エンブレム「デザイナー佐野研二郎に入るお金は200億」という噂はデマ 真実は100万円だった

ゴゴ通信

東京五輪エンブレム「デザイナー佐野研二郎に入るお金は200億」という噂はデマ 真実は100万円だった

東京五輪エンブレムで昨今信じがたい噂が流れている。「デザイナーにはいるお金は200億」というもので、あの尾木ママのブログにもそう記載されている。
ここで書かれているデザイナーというは当然、佐野研二郎氏を指している。つまり東京五輪エンブレムに採用されたため200億円を得たという意味である。

どこが初出の噂なのか不明だが、この噂は尾木ママのブログ、そして各メディアに拡散しまとめブログにも掲載されている。こんな数字普通なら信じないだろう。

そんなわけで編集部は組織委員会に取材を行い真実を確かめたところ次のようなコメントが得られた。

「デザイナーに入るお金は賞金として100万円です。今後も一切お金を払うということはありません」

とのことだ。つまりコンペで採用された東京五輪エンブレムで採用されたエンブレムは賞金100万円と決められており、今後使用する際のロイヤリティーなどは一切無いという。そもそも佐野研二郎氏は権利を組織委員会に譲渡しているのでロイヤリティを得る術がない。

尾木ママやその他のメディアは何を見て「200億円」と書いたのだろうか。調査したところまとめサイトに「佐野研二郎は200億円得る」とはっきり書かれている。

佐野研二郎氏の盗用を批判するのは良いが、嘘の批判をすると「ネットは全て嘘」と言われてしまうのでこういったデマには注意してほしい。そもそも「200億円」という数字でデマとわかりそうなものだが。

ここ数日、組織委員会に電話しすぎて声を覚えられたかな……。

尾木ママのブログ
佐野研二郎 盗作デザイン

まとめサイト

某ニュースサイト

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