臨床内科専門医が教える。プールデートで注意!? 大学でも出席停止になる「プール熱」とは (2/2ページ)
充血以外に、目の痛みや目やにが出る、かゆみが生じる、涙が止まらなくなる場合があります」(正木医師)
■プールからあがったら必ずシャワーを浴びる
感染したかどうかは、どうすれば分かるのでしょうか。
「医療機関に診断キットがあれば診察当日に検査が可能です。アデノウイルスを抑える特効薬はなく、抗生物質の目薬や解熱鎮痛薬などで症状を和らげる治療をします。
アデノウイルスは感染力が強いので、何より予防が大切です。ですが、予防接種がありません。風邪やインフルエンザを予防する場合と同じく、手洗いとうがいが基本です。
プールや温泉施設からあがったあとは必ずシャワーを浴び、うがいをしましょう。また、タオルは個別にし、石けんと流水で十分に手洗いをしてください。
プールや温泉デートから数日して、急な高熱、のどや目に不快感を覚えたときはプール熱を疑って医療機関を受診し、症状を具体的に医師に伝えましょう」と正木医師。
プール熱、あなどれません。接近しやすい恋人や友人、家族にうつす可能性は高いので、自分が感染源にならないよう、ブール後のケアを入念にしたいものです。
(岩田なつき/ユンブル)
取材協力・監修 正木初美氏。日本臨床内科医会専門医、大阪府内科医会理事、日本内科学会認定医、日本医師会認定スポーツ医、日本医師会認定産業医、正木クリニック院長。
正木クリニック:大阪府大阪市生野区桃谷2-18-9
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