自転車と車やバイクによる交通事故では、自転車の方が罪が軽いイメージだけど本当はどうなの? (2/2ページ)
「この点、自転車は一般的に軽量かつ低速という特徴があるため、被害者の負傷の程度は自動車・バイクの事故に比べ軽い場合が多いと思われますが、自転車事故でも被害者が死傷する事例もあり、その場合には高額の損害賠償責任が発生するため注意が必要です」(加塚裕師弁護士)
■6月に起こった自転車による死亡事故
加塚裕師弁護士の言うように、自転車でも死亡事故になるケースがある。
6月に千葉市稲毛区で、イヤフォンで音楽を聴きながら自転車を運転していた男子学生が、横断歩道を渡っていた77歳の女性をはねて死亡させた事件があった。スポーツタイプの自転車に乗って、時速25キロ程で走行していたという。男子大学生は「イヤホンをして下を向いて運転していた」と供述したが、その男子大学生は8月6日、重過失致死の疑いで書類送検された。
自転車の交通事故が増えたことを背景に6月から道路交通法が改正されたが、まだ始まったばかりであり、今後更に周知していくことが重要だろう。