【24時間テレビ】羽生結弦がアイスショーで魅せた「被災地復興」の心意気 (2/2ページ)
オリンピックを目指すスケート選手が次々と海外へ飛び出していく中、他の選手とは異なるトレーニングの道を選んだにもかかわらず、ソチで悲願の金メダル。喜びを地元に伝えることができた。そんな羽生が24時間テレビの企画とはいえ、アイスショーを行うことは、大きな注目を惹きつけた。
今回演じられた1曲目は、
「震災直後の気持ちと重なる」
と、羽生自らが選んだ『天と地のレクイエム~東日本大震災で亡くなられた方への鎮魂歌~』。2曲目は被災した福島県南相馬市の少女コーラス隊が歌う『花になれ~決してあきらめなければ輝く明日がやってくる~』。
他のマスコミを一切遮断して全力をかけた羽生のスケートは、被災者たちだけではなく、見る者すべてに勇気を与えてくれた。
(取材・文/大伯飛鳥)