『カルビー フルグラ(カップタイプ)』大ブームのフルグラがじゃがりこ型カップにミルクを注ぐお手軽系に変身 (2/3ページ)
それが再び近年の大ブームに乗じてか、セブン-イレブン限定ながら再発売となった。
シリアルと一口に言っても、その健康効果には大きな違いがある。一番ポピュラーなコーンフレークは炭水化物=糖質そのものであり、砂糖やチョコレートをまぶしていたりするものは、限りなく菓子に近く、子どもは喜ぶかもしれないが健康意識の高い大人やダイエッターにとっては朝食としてはどうにもこうにも意識的に摂取したくなるタイプの食品ではなかった。
健康志向を高めると自然とシリアルはブランや玄米フレークなどの方向に振れるのだが、今度は味の面でコーンフレークの美味しさには遠く及ばないというジレンマがあった。そんな時、欧米では珍しくも何とも無いグラノーラが1980年代末になって日本に上陸。しかしそのボソボソっとした食感に、やはりあまり普及はしなかった。
この「フルグラ」にしても、本来は1991年に「フルーツグラノーラ」として発売になっていたものの進化系だ。ただ当時は水溶性食物繊維が豊富でダイエット食にもなる優秀な食材と思ってはいても、いかんせん味の面で敬遠していく人が多かった。それが度重なるドライフルーツの変更や味の改善とともに2011年に愛称だった「フルグラ」を商品名にして2012年には大ヒット商品となったのがこの「フルグラ」。苦節20年の苦労シリアルなのである、実は。