ガーリーなPR誌を創刊した埼玉・鶴ヶ島市の狙い (3/4ページ)

ワカバウォーク1階にある市役所出張所 鶴ヶ島JCT近くに今年4月にオープンしたスーパーホームセンター「カインズ鶴ヶ島店」は、業界初のデジタル加工機を本格導入した工房が目玉だ。3Dプリンターやレーザーカッターなど専門的な加工機械を導入している。溶接ルームなどDIY上級者が楽しめる施設を備える一方で、テラス席を併設したフードコートもある。

カインズ鶴ヶ島店(カインズのプレスリリースより) 公共施設建設にあたり産学官+民が力を合わせる2014年3月、全国の町づくり関係者が熱い視線を注ぐ建物が市内に完成した。「eコラボつるがしま」。非常時の災害拠点を兼ねた環境教育施設だ。

eコラボつるがしまの外観 建設に当たっては、東洋大学理工学部建築学科と住民、そして市の3者がパブリックミーティングを繰り返した。
最初に予算枠と将来の見込みを住民に提示する。次に10人の学生がそれぞれ模型を作成・展示し、来場した住民の投票にかける。同時に意見を拾い上げ、それらを分析した学生は模型を再提出する。議論と投票を繰り返しながら徐々にプランを統合し、模型も更新していった。途中で予算超過が明らかになると、それをどう抑えるか参加者が知恵を絞った。
どこかの国の国立競技場関係者に見習ってもらいたいプロセスではある。