「青なじみ」とは何だ?茨城県民は共通語と信じて疑わない...関東の「実は方言」な言葉もこんなにある (2/3ページ)
前橋の人にも通じませんでした」
ロート製薬のウェブサイトによれば、めかいこ(めかいご、めかご、めけごとも)は群馬を中心にした北関東で使われている言葉だという。語源については「目蚕」ではなく「目籠」ではないか、という説もある。
同じ投稿者からは「おっかける(細いものが折れる)」、「かんます(かき混ぜる)」という言葉も挙がった。このうち後者は、北関東から東北の一部で使われており、さらに北に行くと「かます」という表現となる(北海道など)。これに限らず、北関東の方言には東北との共通点が少なくない。
「横入り」は最近できた神奈川方言神奈川県出身のCさん(20代女性)は、会社で「横入(はい)り」(=列に割り込む)という言葉が通じないという経験をした。
「先日コピー機の前で並んでると、上司(愛媛出身)が横入りしてきたので『横入りしないでくださいよ~』と言ったら、『は? それを言うなら割り込みだろ』と言われてしまいました。周りにいる東京、岩手、愛知出身者に聞きましたが、誰も横入りという言葉は使わないそうです」小学館の辞典編集者・神永曉さんが、エッセイの中でこの言葉に触れている。1980年ごろから使われ始めた比較的新しい言葉だといい、辞典類でも「神奈川などの方言」と説明される。一方でその使用範囲は拡大しており、最近では大河ドラマ「軍師官兵衛」でも登場人物が口にした。「通じない」場面はこれから減っていきそうだ。
山梨の人なら必ず「かじって~!」「友人に『取りに行く』という意味で、『持ちに行く』と話したところ、『もちに(=もちろん)行く』と思われたことに衝撃を受けました。共通語だと思っていました」と投稿してくれたのは、山梨県出身の40代女性だ。進学で上京したときの話だという。調べたところ「持ちに行く」は、山梨県を中心に長野、静岡などの一部で用いられる言葉とのこと。