「メモを取る基準」「メールの扱い方」……周りと差がつく「頭がいい人の仕事」は何が違うのか?!

学生の窓口


株式会社すばる舎が、『入社1年目から差がついていた!頭がいい人の仕事は何が違うのか?』を2015年04月27日に発行した。同書は2015年8月12日時点で6刷目の増刷出来。


◎期待されるアウトプットを出せるかどうか

仕事の能力に差がつくのは、大きなプロジェクトに呼ばれるとか、役員に気に入られるとか、そういった特別なチャンスに恵まれた人と、そうでない人の差だと思う人もいるかもしれない。

しかし、プロジェクトに呼ばれるのも、役員に頼りにされるのも、その多くは結果論。本当はそのずっと前から、いくつもの分岐点があるとのこと。
同書によると、その最初の分岐点は、入社1年とちょっと、遅くとも入社3年以内には確実に通り過ぎることになるという。
「期待されるアウトプットを確実に出せる能力」の有無が、その分岐点での運命を分ける。

ではどうやって周囲に差がつく「デキル人」になるのか。

「期待されるアウトプットを確実に出す」ためには、「考え方や姿勢」「スキル」「作業プロセス」「人間関係の構築」といったものが、一定の水準に達していることが必要(人によってはそれ以外の素養を期待されている場合もあるが一般論として)。それを兼ね備えている人たちは、ごく自然に求められるアウトプットを出すことができているというのだ。
こういう元々センスがある「頭がいい人」たちが、どういう仕事のやり方をしているかというと、実は高度で難しい技術などではなく、まさに「コツ」レベルであるとして、同書では、なかなか表に見えない「頭がいい人の仕事のやり方」を解説している。

できる人のまねをするというのは、能力向上の基本だ。

学生時代の次に訪れる「社会人デビュー」に向けて、一読するのもいいかもしれない。


【内容】

入社したときには、みんな知識も経験も大差ない。なのに、ささいな「仕事のやり方、考え方」の違いによって、入社1年目からジリジリと差がついていく——。本書では、人事マンの著者がこれまで見てきた「できる人・できない人」の特徴をもとに、いつも期待以上のアウトプットを出す「頭がいい人」の仕事のやり方を紹介。「メモを取る基準」「ミスがないメールの扱い方」「人に動いてもらうコツ」「ITリテラシー」……。周りに認められる仕事のポイントを解説いている。

【著者情報】

中尾ゆうすけ(なかお・ゆうすけ)
大阪で生まれ、現在は東京都在住。
コンピューター関連の技術・製造現場で、モノづくりのプロセス設計と現場指導、品質管理・原価管理等を通じ、仕事の効率化や人材育成の基本を学ぶ。
その後一部上場企業の人事部門にて、人材開発、人材採用、各種制度設計などを手がけ、人材を中心とした組織力の向上ノウハウ、現場力の向上ノウハウを独自に構築。
理論や理屈だけではない現場目線の実態に即した指導・育成は「成果につながる」と、研修やセミナーの受講者、またその上司からの信頼も厚い。
2003年より日本メンタルヘルス協会・衛藤信之氏に師事し、公認カウンセラーとなる。
その他、執筆・講演活動など、幅広く活躍中。
著書に『これだけ! OJT』(すばる舎リンケージ)、『できるヤツは持っている「教えられ上手」の仕事力』『人材育成の教科書』(こう書房)などがあり、人事専門誌等への執筆、連載記事の執筆実績も豊富。

『入社1年目から差がついていた!頭がいい人の仕事は何が違うのか?』  
・中尾ゆうすけ 著
・2015年04月27日刊
・本体1,300円+税
・すばる舎


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