【つける派?つけない派?】おなかに赤ちゃんがいます… 「マタニティマーク」誕生秘話トリビアが意外! (2/2ページ)
この状況を受け、2006年に厚生労働省が母子保健分野の国民運動計画『健やか親子21』の取り組みの一環としてデザインを”公募”し、翌年に決定したのです。
公募には1,661作品が集まり、最優秀作品となった『恩賜財団母子愛育会埼玉県支部』の作品がマタニティマークとして採用されることとなりました。
このマタニティマークに込められた意味は、2つです。
(1)妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの
(2)さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文をポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの
なお、マークの著作権は厚生労働省に帰属しているため、利用方法を守れば誰でも自由に使うことができます。
■席を譲ってもらったことがない妊婦が7割以上!
最近ではマタニティマークを付けることに賛否がありますが、上記で見てきたように、マタニティマークは決して図々しい意味ではなく、周りの人が気遣いをしやすくする“思いやり”のためのマークなんですよね。
しかし、株式会社プラスアールが1,400人の妊婦向けに行った『マタニティマークに関する調査』では、公共交通機関で席を譲ってもらったことがない人が72%にのぼるなど、マークが普及してきた今も、まだまだ妊婦さんや妊娠自体に対する理解が追いついていない現状が浮き彫りとなりました。
いかがでしたか?
マタニティマークのデザインに込められた正しい意味を少しでも多くの人が理解してくれると、妊婦さんに優しい環境がもっと多く整っていくのではないでしょうか? 妊婦の証であるこのマタニティマーク、制作者の意図や想いを届ける意味でも妊娠中は積極的に付けて周囲の理解をより深めていきたいですね!