日本は表現豊かな国! 雨の種類もこんなにある! (2/3ページ)
雪が雨に変わる際によく見られます。
●氷雨(ひさめ)
氷の粒が降る雨のことです。面白いことに、夏と冬の季語となっています。
■「降り方」による雨の種類
季節ごとの雨の種類もありますが、その降り方によって雨には別の名前が付いていたりします。挙げてみましょう。
●豪雨(ごうう)
激しく、しかも大量に降る雨のことです。
●驟雨(しゅうう)
短い間に一気に大量に降る雨のことです。
●篠突く雨(しのつくあめ)
「篠(しの)」は細い竹の一種で、「篠突く」はこの篠が雨によって突き下ろされるほどの勢いを表しています。それほど激しく降る雨ということですね。
●村雨(むらさめ)
「群れた雨」の意味で、それほど激しい雨です。ただし、強く降りますがすぐやむ雨のことです。「群雨」「叢雨」と書くこともあります。
●長雨(ながさめ)
長い間、降ったりやんだりで続く雨のことです。
●霖雨
何日も降り続く雨のことです。長雨と似ていますね。
●俄雨(にわかあめ)
突然降り始め、急に降りやむ雨のことです。
●霧雨(きりさめ)
まるで霧のように細かく、音もなく降る雨のことです。
●糠雨(ぬか雨)/小糠雨(こぬか雨)
霧雨と同意です。細かい雨のことです。
●地雨(じあめ)
同じような強さで長く降る雨のことです。
他にも雨の種類はありますが、次に風の名前を見てみましょう。
■風の名前もこんなにある!
風の名前は2,000以上もあるといわれます。その中からピックアップしてご紹介します。
●春一番
立春を過ぎて最初に吹く強い南風のことです。春を告げる風とされています。ちなみに「春二番」「春三番」という風もあります。
●東風(こち)
春に東から吹く風のことです。「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花、主なしとて春を忘るな」という菅原道真の和歌で知っている人も多いでしょう。
●谷風
東風と同じ意味で、春に東から吹く風のこと。万物を育む風といわれます。