大量絶滅にも利点があった? 歩行ロボットの実験から絶滅が進化を速め、適応を生み出すことが判明(米研究) (2/3ページ)

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 その時点で、生態学的地位の90%のロボットを無作為に絶滅させ、大量絶滅を模した。こうした進化と絶滅のサイクルを数回繰り返すと、生き残った血統は最も進化の可能性があるものであり、それゆえに新しい行動を生み出す潜在性が最も高いことが判明した。

 例えば、大量絶滅が起きないシミュレーションと比べ、起きる場合は優れた歩行を進化させていた。

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 研究者によれば、この結果は、予測不可能な障害の克服方法を学ぶことが得意なロボットを開発するうえで役立つかもしれないそうだ。

 なお、現代では通常の100倍の速さで種が絶滅しており、他ならぬ人間の手による6回目の大量絶滅が進行中であると考えられている。急速な種の消失は人類の存亡にも関わっている。昆虫を媒介とした作物の受粉や湿地帯の水浄化作用など、生態系サービスが脅かされるからだ。現在の絶滅速度が続けば、3世代で数多くの生態系の恩恵が失われると専門家は懸念している。
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