他人の瞳を10分間見つめると幻覚が起きる。更に怪物すら見えてくる(イタリア研究) (2/3ページ)
同グループの90%が顔が変形して見えたと答え、そのうち3分の1は怪物が見えたと報告している。半分はパートナーの顔に自分の顔の特徴を見ており、15パーセントは家族の顔が見えたと答えている。

出典: karapaia
研究からは、解離性症状と顔の変形は相関していたが、怪物などの奇妙な顔が出現する現象とは関係がないことが判明した。
カプト博士によれば、こうした結果は、暗い照明の下で互いに見つめ合う間に現れる解離性症状と幻覚には、異なるプロセスが関与していることを示唆しているそうだ。博士は、他人の目を見つめると、何らかの要因が人間の認知と精神状態に大きな影響を与えると確信している。

出典: karapaia
また、「奇妙な顔の出現」は、感覚遮断によって起きた解離状態から「現実」に再度戻る間に起きている可能性があるとも考えているようだ。
本結果は、カプト博士が以前行った、50名の被験者が10分間鏡に映る自分を見つめた先行研究の結果とも整合的だ。2010年に実施されたこの実験では、被験者全員がわずか1分後に自分でないような感覚を味わっている。また、一部の被験者は今回の実験と同様に、顔の変形を見たり、他人、先祖、動物あるいは怪物といった顔を見たりしている。