2~3歳児ママが言いがち!「子どものしつけに悪影響」でしかないNG口癖7つ
2~3歳頃になると子どもは好奇心が旺盛になって自我が芽生えていく時期なので、なかなかママの言うことを聞かない場面が増えてきますよね。そんなときついイライラして言ってしまう口癖の数々。
でも、その中には親の都合だけを押し付けている、ちょっと頂けない注意の仕方が数々あります。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子がママが言いがちな良くない口癖と子どもへの影響についてお話ししたいと思います。
■ママが言いがち!「子どもの躾に悪影響でしかない」NG口癖7つ
(1)「ママ怒るよ!」
注意する前から「ママ、怒るよ!」と前置きをする人。すでにその顔は鬼ババ化していて、もう怒っています。
ママの怒った顔に条件反射しておとなしくするだけで、言うことをきかない子に育ってしまう危険があるのでやめましょう!
(2)「怒られるよ!」
バスの中で子どもが大騒ぎ、つい口から出てきてしまうフレーズ「怒られるよ!」
この言葉ではバスの運転手さんを差すのか、他の乗客を差すのか分からず、そんな幽霊のような存在を笠に着て叱る躾法は何ら効き目がありません。
こんな風に躾ていると、子どもは他に乗客がいなければ大騒ぎしても良いと思ってしまうかもしれません。
それから、子どもが他人から「うるさい!静かにしろ!」と怒鳴られたとき「ほ~ら、怒られた」とか「ほ~ら、怒られちゃった」は決して言うべきではない言葉ですね。まるで子どものお友達かのようなこの発言は親の威厳をボロボロに崩しますよ。
(3)「危ないから下りなさい」
子どもがテーブルの上に乗ったときや、小児科の待合室にあるソファーの背に上ったとき「危ないから下りなさい」と叱っている人をよく見かけます。
普段、滑り台やブランコに乗っている子どもにとってテーブルやソファーの背の高さなんかちっとも危なくありません。ですから“危ないから”と理由を付けるのは子どもにはピンとこない、ちょっとおかしな躾法です。
この場合はシンプルに「降りなさい!」とだけ言えばいいでしょう。
もし、理由付けをするのならば「テーブルは食事をする場所だから足を乗せてはいけません」、「病院は具合の悪い人が来ているんだから静かに座っていなさい」と“そうしなくてはならない正しい理由”を伝えましょう。
(4)「パパに言うよ」
現場にいない人から叱られるほど理不尽なことはありません。しかも、時間経過して見てもいない人から「今日、○○をしてママを困らせたらしいな。ダメじゃないか」と注意されたら子どもは凄く気分が悪いです。
パパが怖かったり、嫌われたくないから言うことを聞いたりする子はいますが、内心は納得していませんよ。
「園の連絡帳に書いておくよ」「先生に言うよ」も同様によくありませんね。“現行犯主義”でその時、その場にいるママがビシッと叱りましょう。後は綺麗さっぱり忘れてしまいましょう。
(5)「いい加減にしなさい」
公園でいつまでも遊んでいて帰ろうとしない子ども。「いつまで遊んでいるの!いい加減にしなさい!」と叱るママ。夕飯準備があるママにとっては子どもの行動は困った行動ですが、まだ遊んでいたいのに中断させようとするママのことを子どもは“困った存在”と思っているかもしれません。両方の言い分が正しいです。
子どもだってご飯が用意されないとお腹が空いて困るのですから、こんな時は「家で○○くんの夕飯を作るから帰ろう」などと言いましょう。
(6)「ごめんなさいは?」
何でも条件反射的に謝らせていると“謝れば済む”という悪い習慣が付いてしまいます。自分がしてしまったことの結果に対して行動させるだけで十分ですよ。
「ごめんなさい」は本当にやってはならないことをして反省する時の大事な言葉としてとっておきましょう。心のこもらない謝りの言葉、“パブロフの犬”のように条件反射で謝らせるのはやめましょうね。
(7)「ママ、もう知らない!」
この言葉は子どもにとって突き放された感じがします。「もう好きなようにすれば!」の言い方も同じ。「○○しないとママは○○ちゃんのこと嫌いになるからね」の脅しです。子どもは「ママに捨てられたら大変!」と思い従いますが、恐怖を植え付けるだけで子どもが成長をするための躾にはなりません。
いかがでしたか。
躾とは人に従わせるものではなく、その場所の文化、ルールを教えることです。もし日頃親の都合による口癖が多くなってきているママは、ちょっと気を付けてみましょうね!