ゲームのトレーラーの良し悪しと映画の予告編の良し悪しは全く違う? (2/4ページ)
例えば、ヨッシーに乗ってその舌を使って峡谷を飛び越えられるとか、ドリルを使って地面を掘り進めるといったことです。この「ゲームをゲームとして」マーケティングする方法は、(最初に述べた悪いトレーラーの例のような)受け身型のエンターテイメントとしての宣伝よりもゲーマーを夢中にさせます。
一方で、『コール オブ デューティ2』のトレーラーはあまりよろしくない例と言っていいでしょう。
初代Xboxが発売されて間もない時期に公開されたトレーラーですが、その時期も相まって混乱してしまいます。Xboxではこんなグラフィックでプレイできるのか? と。結果的にトレーラーがXboxの届かないところへ、見るものの期待値を設定してしまっています。
また、ゲームシステムも一切紹介されていなければ、どの兵士の特徴も紹介されていません。このようなトレーラーには、ポストプロダクション段階でしか存在しなかったディテールやステージを含んでいることがあり、消費者が実際にプレイする内容とは違うものを宣伝してしまう可能性があります。それは非常にリスキーです。
開発者たちが約束するリアリズムが実際に届けられるのかをプレイヤーが疑問に思うのは当然のこと。きらびやかなマーケティング用トレーラーを見るとますますそう思います。そして、ゲーム機のライフサイクル初期のプレイヤーのように、私達は慎重ながらも楽観的になるべきです。
『The Void』を例に挙げてみましょう。『The Void』はアメリカに設立が予定されている世界初のヴァーチャルリアリティー・テーマパークです。巨大なプレイルームの中を自由に動き回れるものとなっており、部屋の中には障害物や構造物も存在し、その上にゲームのグラフィックがオーバーレイされます。