毎年1千人前後が救急搬送!もしも…の際に覚えておきたい「乳幼児の誤飲・応急処置法」3つ (2/2ページ)
食品による誤飲・窒息でいうと、筆者は息子が1歳のとき、パンを口に詰めすぎて苦しそうにして焦ったという経験があります。飴玉やプチトマト、ピーナッツはもちろん、パンやちくわなど粘着性のあるものにも注意です。
その他、気をつけたいのが、電池。特にボタン電池は、乳幼児の電池による誤飲・窒息で最も多いのです。
電池を飲み込んでしまうと、窒息だけでなく、食道内に留まることで体の組織を壊す危険もあるとのこと。恐ろしいですね。
乳幼児はトイレットペーパーの芯(39mm)を通る大きさのものなら何でも口の中の入れて飲み込んでしまう可能性があるとのことですから、今一度、身の回りのものを見直してみましょう。
■万が一誤飲したら……?知っておきたい3つの応急処置法
もし子どもが誤飲してしまった場合、どうすればいいのでしょう?
喉に詰まらせて呼吸が困難になっている場合、救急車を呼ぶのはもちろんですが、その前に家庭での応急処置も大切になります。
以下に年齢別の応急処置法を載せましたので参考にしてください。
(1)乳児・・・背部叩打法(はいぶこうだほう)
保護者の手で子どもの顎と首を固定し、腕にまたがせて、頭が下向きになるように支えて、背中の真ん中を平手で4~5回叩く
(2)幼児・・・背部叩打法変法(はいぶこうだほうへんぽう)
保護者は立て膝の姿勢をとり、うつぶせにした子どものみぞおちを圧迫するようにして、太ももに乗せる。子どもの頭を下げた状態で背中を平手で4~5回叩く
(3)年長児以上・・・ハイムリッヒ法
子どもを後ろから抱き抱えて、腹部を上方へ圧迫する
いかかでしたか。
十分に注意しているつもりでも起きてしまうのが事故。家庭での誤飲対策はいつでも怠らないようにしたいですね。
万が一起きてしまっても、パニックにならず、今日ご紹介した応急処置法を家庭のどこか目の留まりやすい場所に貼っておくなどして、落ち着いて対応できるようにしておきましょう。