分裂騒動の山口組「抗争は必ず起きる」の重大証言 (2/2ページ)
解せないのは、マスコミに今回の騒動にまつわる話が出始めた8月25日に、
「神戸市灘区の山口組総本部から出されたゴミの中から猛毒のフッ化水素酸(フッ酸)が検出される」というニュースが報じられたことだ。
兵庫県警がこの一件で総本部への家宅捜索を行っているが……。
「流れがあまりにできすぎている。分裂して得するのは誰かといえば、警察だ。裏社会の住民の中には、組を追い込むために『絵』を描いて、分裂を既成事実化させようとしているのではないか、と勘繰る者もいる」(同)
そして気になるのは、今後の動向だ。果たして抗争は起きるのか。在京の暴力団関係者に聞くと、「もはや不可避」としてこう語った。
「警察の締め付けや、法律の改正を理由に『抗争は起きない』という観測をたてる者がいるが、必ず起きる。今回の山健組の行動を誰よりも腹に据えかねてるのが他ならぬ司忍組長で、力で押していきながら、反乱分子を断裂していくとみて間違いない。実は、8月中旬から本家は今回の分裂騒動を予測しており、『離脱組が面倒を見ている飲食店などにはうかつに近寄らないように』と伝えてきた。何にもなしで終わるはずがない」
騒動の成り行きから目が離せなくなりそうだ。
(取材・文/浅間三蔵)