大阪の人気高校、363点のAさん→不合格、284点のBさん→合格。「内定」制度で改善指導

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画像はイメージです(comedy_noseさん撮影、Flickrより)
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[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年8月21日放送で、「関大一高の合格内定」について取り上げていました。

関西大学へ進学できると人気の私立高校「関西大学第一高校」が、入学試験の前に大半の受験生に対して事実上の内定を出していたことがわかりました。

関大一高などによると、2015年1月に行われた入試の1ヶ月前に"受験相談"と称して、数十の中学校の進路担当と事前に面談し、受験生の中学校の成績や活動を参考にして、事実上の内定を出していたということです。内部資料によると、関大一高側は職員に対して中学校側に説明する際、「筆記試験でとんでもない成績を取ると別だが、よほどのことがない限り不合格にはならないなどと伝えるよう指導。

実際に内定が出ていた生徒119人は全員が合格しました。一方、内定が出なかった生徒は、内定した生徒より高い点数でも不合格になっていたということです。関大一高では「中学校での活動実績を加点して合格する枠がある」と説明しています。

関大一高の「合格内定」 府はどこを問題視?

大阪府はこれに対し、事前に内定する合格者数が不透明だとして、これまで何度も改善指導したが、状況は変わらなかったと言います。

関大一高の入試要項を見てみると、募集人員およそ400人のうち、同じ関大の併設校である関大一中からの内部進学がおよそ250人、外部からの募集が150人で、府が問題視しているのはこの外部からの募集の部分となります。外部からの募集150人のうち、事前の受験相談で内定するのが119人、スポーツ推薦で20人となり、内定をもらっていない人はのこりの十数人の枠を競い合うことになるそうです。しかも内定していた人の最低得点は284点で、内定していなかった人の中には363点で不合格になった人もいるとのこと。

ですが、大阪府が改善を求めてきたのは「内定者が多すぎ」とか「内定者とそうでない人の最低点が違いすぎ」とかいうことではなく、「およそ150人のうち何人がすでに内定しているのか?つまり何人の合格枠を競っているか?」が明らかになっていないことだそうです。

「来年度からは府の指導を受けながら透明性を高めていきたい」としていますが、果たして改善される結果になるのでしょうか?(ライター:ツカダ)

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