赤ちゃんは「うま味」が大好き!味覚を育てる離乳食作りのポイントとは

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赤ちゃんは「うま味」が大好き!味覚を育てる離乳食作りのポイントとは

離乳食が始まると気になるのが赤ちゃんの味覚ですよね。

「最初は素材だけの味で食べてくれたのに、最近なんだかたべてくれない……。どんな味付けなら食べてくれるのかしら?」と頭を悩ませているママも多いのではないでしょうか?

そんな時、市販のベビーフードのような濃い味のものを与えるとパクパクと食べてくれるものですが、安易に濃い味に慣れてしまうのもちょっと心配ですよね。

そこで今回は、ママ歯科医師である筆者が、赤ちゃんの味覚を育みながら上手に離乳食を食べさせる方法をお伝えします。

■ 赤ちゃんは「うま味」がお好き?

味には甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5種類があります。赤ちゃんはこの5つの味のうち、どの味が好きなのでしょうか。

赤ちゃんが生まれて初めて出会う味と言えば……そう、母乳ですよね。母乳ってなんとなく甘そうだから、赤ちゃんは単純に甘味が好きだと思っている方も多いのではないでしょうか。

実は、うま味インフォメーションセンターの資料によると、母乳には甘味もさることながら、なんと母乳にはうま味がたっぷりと含まれているそうです! 

しかも、驚くことに羊水にも母乳よりは少ないですが、うま味成分のグルタミン酸が含まれており、お腹にいる時から赤ちゃんはうま味を感じているそうです。

同資料では、赤ちゃんに甘味、うま味、酸味、苦味の4種の味を与えた時の表情の変化を比較した実験も行われています。

赤ちゃんに、甘味とうま味を与えた場合“穏やかな表情”になり、酸味と苦味をあたえると“顔をしかめる”という結果が出ています。

つまり、赤ちゃんは慣れ親しんだ母乳にたっぷり含まれた甘味とうま味が大好きなのですね。母乳はママが食べたものの風味の影響を受けるといわれています。ママが色々なものをバランスよく摂取することで、赤ちゃんの味覚も豊かに育っていくのです。

■ 味覚を育てる「離乳食の味付け」

味の基本、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5種類をキチンと感じられる“鋭敏な味覚”を育てるためには、薄味の離乳食を与えることが重要です。それぞれの味ごとにポイントを押さえておきましょう。

(1)甘味

甘味は母乳にも含まれる、糖質の味。エネルギーの源を知らせる味でもあり、赤ちゃんは大好きです。

だからと言って、砂糖を足す必要はありません。甘すぎると、味が濃くなりがちになってしまいます。おかゆやかぼちゃ、果汁などの自然な糖質の甘さを感じさせましょう。

(2)うま味

うま味は母乳にも含まれる、グルタミン酸の味。タンパク質を含むことを知らせる味です。離乳食では、母乳にも含まれるグルタミン酸を含む“こんぶだし”をベースにすると良いでしょう。

また、かつおだしにはイノシン酸が、しいたけだしにはグアニル酸を含まれています。3つのだしをうまく活用することで、濃い味付けでなくても美味しいと感じられます。

(3)塩味、酸味、苦味

塩味、酸味、苦味は離乳食が始まってから覚えていく味です。塩味は素材のみの味付けに赤ちゃんが飽きたときに使用しましょう。9ヶ月を過ぎた頃なら、味噌や醤油をごく少量、風味付け程度に使用することができます。

トマトなどの酸味や苦い野菜の味も味覚の成長には大切です。

いかがでしたか?

味覚は大変奥が深い感覚です。赤ちゃんのころから薄味を心がけ、色々な味を体験させてあげたいですね。

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