多発する子どもの自殺…いじめに「すぐに気づく」ために幼少期から親が意識したいこととは

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多発する子どもの自殺…いじめに「すぐに気づく」ために幼少期から親が意識したいこととは

夏休みが終わり学校が再開するころになると、学校生活を苦に毎年自殺する子が後を絶ちません。大変悲しいことですよね。小学生、中学生の死因の一つである自殺は昔に比べてかなりのパーセンテージを占めるようになってしまいました。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が、将来あるかもしれない“いじめ”に備えて、幼少期から親が意識したいことについてお話しします。

■嫌なことに「NO」と言えるようにする

幼稚園、保育園時代は先生が一人一人気にかけてくれますが、小学校に入ると先生はそこまで手厚く子どもの面倒は見てくれません。それでも、子ども同士の諍いは幼稚園でも小学校でも変わらずに起こるものです。

ですから、あまりにも耐えられないことをされたときは、我慢するのではなく、「先生、●●君が僕のこと叩きました」と先生に訴えられる子がちょうどいいのです。

もし、友達に嫌なことをされて我慢してしまうと「あいつはいじめても先生にチクらない」と思われてしまい、いじめをエスカレートさせてしまう危険性もあるので、「止めろよ!先生に言うよ」くらい反撃できる子の方がターゲットにはなりにくいでしょう。

■いざという時「SOSを出せる子」にするには

万が一いじめられてしまったときにSOSを出せる子になるためには、幼少期からの“親が何でも先回りしないこと”が重要です。

例えば、子どもが訴えてくる前から「お腹空いたの?」「喉渇いたの?」と気を利かせて差し出していると、子どもは自分の気持ちを発信しなくなります。

自分の気持ちを発信できないと、小学校に入ったとき「トイレに行っていいですか」の一言が恥ずかしくて言えず、おもらしをしてしまってもっと恥ずかしい思いをしたりするのです。

生まれたときからずっと一緒に過ごしてきた親は、我が子の顔色を見ただけで何をして欲しいか手に取るようにわかるものですが、ここはぐっと堪えて、子どもが言ってくるまで黙っていることです。

また、「ママお茶!」「ママおしっこ!」と単語だけで伝えようとしてきても、反応してはいけません。「ママはお茶ではないわよ。『お茶下さい』と言わないとわからないわよ」と気持ちは言葉にする必要があることを伝えましょう。

■親が「SOSのサイン」を見逃さないために

「万が一の時はSOSを出しなさい」と伝えていても、子どもは「親には心配をかけたくない」と思い、なかなかわかりやすいSOSを出せないものです。

だからこそ、親は子どもからの小さなSOSサインを見逃さないことも必要になるのです。

いじめられていたり、悩みがある子は次のような行動を取ることがあります。

・食欲がなくなる

・感情の起伏が激しくなる

・寝つきが悪くなる

・登園するのを嫌がる

・園であったことや友達のことを話さなくなる

・笑顔が消える

・物がなくなったり傷つけられたりしている。

こんな時は、「大げさな親と思われたくない」と思わずに、園や学校に相談に行きましょう。

子どもと同じでサインを発信しないと園や学校は気づいてくれません。訴えればうるさい親と思われることもあるかもしれませんが、その分気にかけてくれるものです。

また、親が“幼稚園や学校は行かなくてはならないもの“という考えに縛られていると、子どもが苦しむことになる場合もあります。園や学校が子どもにとってあまりにも辛い環境であるならば欠席させても良いのです。つらい思いをして命を絶つぐらいだったら、転園、転校させるのも一つの方法です。

いかがでしたか。

“子どものケンカに親は出るな”とよく言われますが、ケンカといじめは違います。親はどんな時でも子どもの味方になって、いじめから守ってやりましょうね。

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