多発する子どもの自殺…いじめに「すぐに気づく」ために幼少期から親が意識したいこととは (1/2ページ)
夏休みが終わり学校が再開するころになると、学校生活を苦に毎年自殺する子が後を絶ちません。大変悲しいことですよね。小学生、中学生の死因の一つである自殺は昔に比べてかなりのパーセンテージを占めるようになってしまいました。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が、将来あるかもしれない“いじめ”に備えて、幼少期から親が意識したいことについてお話しします。
■嫌なことに「NO」と言えるようにする
幼稚園、保育園時代は先生が一人一人気にかけてくれますが、小学校に入ると先生はそこまで手厚く子どもの面倒は見てくれません。それでも、子ども同士の諍いは幼稚園でも小学校でも変わらずに起こるものです。
ですから、あまりにも耐えられないことをされたときは、我慢するのではなく、「先生、●●君が僕のこと叩きました」と先生に訴えられる子がちょうどいいのです。
もし、友達に嫌なことをされて我慢してしまうと「あいつはいじめても先生にチクらない」と思われてしまい、いじめをエスカレートさせてしまう危険性もあるので、「止めろよ!先生に言うよ」くらい反撃できる子の方がターゲットにはなりにくいでしょう。
■いざという時「SOSを出せる子」にするには
万が一いじめられてしまったときにSOSを出せる子になるためには、幼少期からの“親が何でも先回りしないこと”が重要です。
例えば、子どもが訴えてくる前から「お腹空いたの?」「喉渇いたの?」と気を利かせて差し出していると、子どもは自分の気持ちを発信しなくなります。
自分の気持ちを発信できないと、小学校に入ったとき「トイレに行っていいですか」の一言が恥ずかしくて言えず、おもらしをしてしまってもっと恥ずかしい思いをしたりするのです。
生まれたときからずっと一緒に過ごしてきた親は、我が子の顔色を見ただけで何をして欲しいか手に取るようにわかるものですが、ここはぐっと堪えて、子どもが言ってくるまで黙っていることです。
また、「ママお茶!」「ママおしっこ!」と単語だけで伝えようとしてきても、反応してはいけません。「ママはお茶ではないわよ。