サイコパシー(精神病質)は優れたリーダーの資質のひとつである(英米研究) (1/3ページ)
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人口の約1%を占めるといわれるサイコパス(精神病質者)。共感能力の欠如、罪悪感の欠如、衝動的、口が達者で人を巧みに操る、表面的にはチャーミングなどがその特徴として挙げられる。おもに映画やドラマ、小説などポップカルチャーの影響で、サイコパス=凶悪犯罪者のようなイメージを持つ人も多いかもしれないが、もちろん犯罪に手を染めないサイコパスもたくさんいる。
それどころか、アメリカ合衆国大統領を含めた歴史上の優れたリーダーや成功者のなかには、サイコパシー傾向のある人物もいることがわかっている。
『サイコパス 秘められた能力』の著者である英オックスフォード大学の心理学者ケヴィン・ダットンは、「サイコパスは黒か白かというものではなく、さまざまな度合いがあり、いわばスペクトラムである」と指摘している。自閉の程度による「自閉症スペクトラム」同様、「サイコパス・スペクトラム」という定義があってもおかしくないのかもしれない。
つまり、サイコパシーとされる特質を持っていたからといって、すぐさまその人が残虐な連続殺人鬼になるわけではもちろんなく、むしろその特質の一部は優れたリーダーに必要とされる資質にマッチするという。・成功するサイコパスは共感スイッチを持っていて自由に使い分ける
たとえば、サイコパスの最大の特徴とされる共感能力の欠如に関してだが、いっさい人に共感できなければ、人を操ることはできても信頼を得ることは難しく、良いリーダーにはなれないだろう。しかし、「サイコパス・スペクトラム」の程度の軽い領域にいる人であれば、その共感スイッチをオンにしたりオフにしたりすることで、状況によって使い分けることができるという。