【冴え女シリーズ(4)】[真面目すぎるサラリーマンの恋]10話(前半)「彼女が出来たんですよ」 (2/4ページ)
●10話(前半)「彼女が出来たんですよ」
吉田「おう!酒はビールか日本酒の熱燗だ」
浅野「お、男らしい」
吉田「じゃあ、聞いていきましょうか」
浅野「俺、高校時代は勉強ばっかりで、あんまり人とコミュニケーションとってこなかったんですよ」
吉田「うん」
浅野「いつもクラスの隅っこの方で勉強しかしてなくて、学校行事も端の方で出来るだけ目立たないようにしてました」
吉田「・・・」
浅野「でも大学に入ってからはこのままじゃダメかなって、できるだけ明るく周りとコミュニケーションとろうとしてみたんですよ」
吉田「おお、いいじゃん」
浅野「大学デビューって言うんですかね?そういうのに憧れて、バンドサークルに入ったり、それまでメガネだったんですけど、コンタクトにしてみたりワックスを使って髪をいじってみたり色々してみました」
吉田「青春してるじゃん」
浅野「おかげで、何でも話せるような親友もできました」
吉田「うん」
浅野「もちろん勉強も将来のために必要なので講義は一番前の席でノートとっりして・・・はは、自分でもビックリするくらい最初の頃は充実してたんですよ」
吉田「そうだな。話し聞く限りでは立派なリア充だわ」
浅野「大学2年生の夏ぐらいですかね。突然サークル内で何組かカップルが出来始めたんですよ」
吉田「あーそういう時ってあるよな」
浅野「そうなんですよ。一番多いときは2/3がサークル内で付き合ってるくらいで」
吉田「そりゃ、他のメンバーは息苦しいだろうな」
浅野「はい。俺も、今まで彼女なんて居たことなかったので、その空気が本当に苦手でした」
吉田「心中お察しするわ。あ、ビールこっちでハイボールがこっち」
浅野「ありがとうございます。