【エンブレム騒動】佐野研二郎氏コメント「人間として耐えられない限界状況」 (1/3ページ)
デザイナーの佐野研二郎氏は1日、代表を務めるデザイン事務所のホームページで、東京オリンピックのエンブレム問題についてコメントを出した。
佐野氏は、「模倣や盗作は断じてしていないことを、誓って申し上げます」と主張した。
そのうえで「しかしながら、エンブレムのデザイン以外の仕事において不手際があり、謝罪しました。一切の責任は自分にあります。ご迷惑をかけてしまった皆様に深くおわびします」とした。
佐野氏は現在の状況について、「もうこれ以上は、人間として耐えられない限界状況」と苦悩をつづっている。
コメント全文は以下の通り。
「エンブレムにつきまして
私は、東京オリンピック・パラリンピックの大会の成功を願う純粋な思いからエンブレムのコンペティションに参加致しました。エンブレムがフラッグに掲げられ、世界中の人に仰ぎ見られている光景や、金メダルに刻まれたエンブレムを強くイメージしながら伝統的かつ新しい日本、東京を表現すべく大胆に、そして丁寧にデザイン致しました。
このような国をあげての大切なイベントのシンボルとなるエンブレムのデザイン選考への参加は、デザイナーにとっては大舞台であって、疑いをかけられているような模倣や盗作は、原案に関しても、最終案に関しても、あってはならないし、絶対に許されないことと今でも思っております。
模倣や盗作は断じてしていないことを、誓って申し上げます。
しかしながら、エンブレムのデザイン以外の私の仕事において不手際があり、謝罪致しました。この件については、一切の責任は自分にあります。改めて御迷惑をかけてしまったアーティストや皆様に深くお詫びいたします。
その後は、残念ながら一部のメディアで悪しきイメージが増幅され、私の他の作品についても、あたかも全てが何かの模倣だと報じられ、話題となりさらには作ったこともないデザインにまで、佐野研二郎の盗作作品となって世に紹介されてしまう程の騒動に発展してしまいました。
自宅や実家、事務所にメディアの取材が昼夜、休日問わず来ています。事実関係の確認がなされないまま断片的に、報道されることもしばしばありました。