子どもが将来「成功するかどうか」は2歳時点での●●で決まる? (2/3ページ)
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教育
2歳のときに多くのことばを身につけていた子どもたちのほうが、読む力や数字を理解する力が身につき、自分の感情をコントロールできるなど、幼稚園に上がる準備が整っていたそうです。
■習得のペースは個人の能力の問題ではない!
研究チームによると、2歳児のことばの習得にばらつきがある理由について、子ども自身の能力や親の経済的な背景だけでは充分な説明ができないとのこと。それらよりももっと大きく影響しているのが、両親の子どもへのかかわり方だといいます。
研究の筆頭著者、ペンシルバニア州立大学のポール・モーガン准教授はいいます。
「ことばの習得と生育環境について、はっきりしていることがあります。ストレスを感じたり、働きすぎていたり、社会の手助けをあまり受けられていないと感じる両親に育てられると、その子どもも話したり読んだりすることが少なく、ことばの数も少ない、ということです」
両親がほかのことで頭がいっぱいだと、子どもとのかかわりが減り、自然ことばの習得にも影響が出てくるということのようです。
では、もしわが子のことばの習得が遅れていたらどうでしょう? あきらめるしかないのでしょうか? この疑問について、共著者でカリフォルニア大学アーヴァイン校の教育学教授、ジョージ・ファルカス氏はいいます。
「はっきりとしたことばの習得の違いが初めて現れてくるのが2歳ごろ。この2歳という早い段階で子どものことばの習得を手助けすることで、幼稚園に入る頃には読む力や数を理解する力を高めることが可能です」
子どものことばの習得は、親のサポートで後押しすることが可能なのです。
■自治体の支援サービスも賢く利用しよう!
ことばを話し始める2歳前後の時期に両親がよく手をかけて育て、ことばのシャワーを浴びせて習得を促してあげることが、そのときだけでなく将来にわたって、子どものさまざまな能力や機会に影響を与えていくのだということ。
よく話しかけてあげたり、遊びの時間や寝る前に絵本を読んであげたりすることもとても大切です。