これで明日から節約家!FPに聞いた「いつまでたっても貯金できない」人の問題点3つ「生活費の残りで貯金」 (2/3ページ)
固定費でいくら出ていくのか、食費・交際費・被服費などは1ヶ月いくら使うつもりか、きちんと予算組みをして「○万円なら貯金できる!」という額をまずは算出してください。
そして「貯まる環境」をつくることが重要です。会社の財形貯蓄を利用するのか、積立定期預金口座へ振り込むのか、それとも金融商品で積み立てるのか。方法は人それぞれだと思いますが、給料が入ったら強制的に貯金ができる習慣をつくりましょう。残ったお金で生活すればいいだけ、簡単ですね。
■会社の福利厚生制度の理解度が低い
就職活動時に多くの学生が気にする福利厚生制度。「スポーツジムと提携しているのか」、「育児休暇はきちんと取れるのか」、「夏休みはどれくらい取れるのか」など、充実した社会人生活を送るためにこだわりたい条件は誰しもが持っているものです。しかし、ここで注目していただきたいのが、お金を貯めるための「福利厚生制度」です。勤め先の会社にもよりますが「財形貯蓄制度」や「団体保険」など、利用すればお金を効率よく貯めることができ、また生命保険料を安く抑えることができます。
そのほか、通勤途中や業務上において怪我や病気をした場合労災が適用されますし、業務外での病気や怪我についても、多くの会社が傷病見舞金などの保障を用意しています。これらをきちんと知っていれば節約にも繋がるのです。
お金を貯めるために必要なことは「お金に関心を持つこと」です。先述の通り、お金についてきちんと学べる機会は、学生時代はもちろん社会人になってからもなかなかありません。だからこそ若いうちにお金への関心を高めてください。そうすれば、おのずとお金が貯まる体質に変わっていくはずです。