その場を一歩も動かず「肩こりしにくい身体をつくる」3つのコツ
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仕事のあとに肩がずっしり重くなって一気に疲れを感じたこと、あるいはマッサージに行ったら「石のように硬くなっていますね」などといわれたこと、ありませんか?
平成25年の国民生活基礎調査によれば、病気やけがの自覚症状のうち、女性に一番多いのは「肩こり」です。
もともと骨格の特徴から、女性の方が男性よりも肩がこりやすいといわれますが、子どもを抱っこする時間の長い子育て中のママたちにも、肩こりに悩まされている女性は多いのです。
世の中には多くの肩こり解消術があふれていますが、今回は、肩とは直接関係ないような、ちょっとしたコツを3つご紹介します。
これなら、道具も使わないですし、その場を一歩も動く必要もありません。簡単にできる日々の習慣で、肩のこりにくい身体をつくっていきましょう。
■1:歯を食いしばらない
別に歯なんて食いしばってないし、と思った方もいるかもしれませんが、ちょっと待って!
もしいま、上の歯と下の歯が触れ合っているようだったら、要注意です。
本来、上の歯と下の歯の間には2mm程度のすき間があるのが正常な状態なのです。
一度口をぽかんと開けたあと、唇だけをそっと閉じるようにすると、いかに自分があごの筋肉を使っていたかを実感していただけるかと思います。
あごの筋肉の緊張が解けると、首のまわりが楽になったり、肩の力が抜けたりするかもしれません。
ふと気づいたときに、この方法であごの力を抜くだけで、肩がこるのを予防することができるようになります。
■2:.指の力を“本当に”抜く
指の力を抜いた状態の自分の手を観察してみてください。
もし、キーボードの上に手を置いているときのように、指が曲がった状態だったとしたら、さっそく指のストレッチを試してみましょう。
<手順>
(1)胸の前で手を合わせます。

(2)右の指で左の指を押していきます。気持ちよく伸びを感じる範囲で行います。反対側も同様に。

指先から手首、腕の方まで気持ちよく伸びていくのを感じられることでしょう。
指先の緊張は、腕を伝っていき肩こりにつながります。遠まわりのようですが、このように手先から緊張をほぐしていくことも大切です。
■3:「20・20・20ルール」で目を休める
パソコンでの作業中は、どうしても息をつめて画面を凝視してしまいがち。目の疲れを予防するには、20分ごとに、20フィート(約6メートル)先を、20秒間眺めるというのがよいといわれます。
画面を凝視しているときの目の筋肉の緊張は、後頭部や首の後ろの筋肉に伝わっていき、肩こりの原因になります。
20分ごとに目を休めるのと同時に、あごに力が入っていないかを確認したり、指のストレッチをしたりしてみてもいいかもしれません。
どれもデスクに座ったまま、一歩も動かずに簡単にできるものばかりです。
もし思い当たる節があったら、ぜひ試してみてください。
(文/松山史恵)
【参考】