【藤森香衣のがんコラム】Vol.1: プロローグ ~友達に助けられた、私のがん~ (2/2ページ)

Doctors Me



乳がんが発症するピークは、40代以降とされています。
その時、私は35才だったので、通常、病院で異常なしと言われたら、あと2年ぐらいは放置してしまったかも知れません。
けれども、友達が遺した「検診をちゃんと受けてね」という言葉が忘れられず、翌年、別の病院へ行き、また詳しく調べて貰ったところ、1年で私の右胸の"しこり"はがんになっていました。

自分が、まさか乳がんになるなんて想像もしていませんでしたが、友達のお陰で、本当に早期で発見することができました。 私が彼女にできる、恩返し 更に検査をしてくうちに、右胸には他にも2つがんが見つかり、胸を全摘出しましたが、形成外科手術(同時再建)により、胸を作ることもできました。

友達に救われた命ですが、私はもう、彼女に何も恩返しをすることができません。
けれど、彼女が遺してくれた言葉や経験を私から他の方へと繋ぐことで、彼女も喜んでくれるのではないかと考えています。

また、私の体験したことや、当事者として感じたことを書くことで、患者さんだけでなく、それを支える方や、サバイバー(がんを克服したひと)のお役に立てればと思っています。

~モデル:藤森 香衣~
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