この色のウンチは要注意サイン!知っておきたい「赤ちゃんの健康異常を示すウンチと対処法」
赤ちゃんの健康状態を示すバロメーターのひとつが、ウンチ。大人でもそうですが、便には身体の異常がよくあらわれます。
昔からよく大便はその言葉通り“身体からの大きな便り”と言われていますね。
とはいえ、赤ちゃんのウンチは大人のものとまったく違いますし、どういった状態が正常で、どういった状態が異常(危険)なのかって、いまいち分からないというママも多いのでは?
というわけで今日は、気をつけたい赤ちゃんのウンチの異常についてお伝えします。
■健康で特に異常がない赤ちゃんのウンチの色は?
新生児期の赤ちゃんのウンチの色は、緑、黄、茶が基本。そして、大人と違ってとても“やわらかい”のが特徴です。
母乳のみで育てている赤ちゃんだと、特に水っぽいうんちになることが多いです。
たまに、ツブツブした物体が混ざっていることもありますが、これは母乳やミルクに含まれる脂肪分で、特に問題はありません。
生後半年ぐらいになり、離乳食が始まるようになると、茶のウンチを多くするようにもなります。
■この色のウンチには要注意!
ウンチの色が白、赤、黒の場合は、異常のサインです。
離乳食期の赤ちゃんの場合、食べたものの色がウンチに混じって出てしまうこともありますが、特に白、赤、黒(黒はバナナなど繊維質の多いものを食べたときや鉄剤を飲んだときに表れる)の食材を食べさせていないのに、そのような色のウンチが出た場合は、要注意です。
どんな病気の危険性があるのかは、下記のとおりです。
●白・・・ロタウィルス、胆道閉鎖症
ロタウィルスに感染した場合、クリーム状、もしくは米のとぎ汁のような白っぽいウンチをします。また、とても酸っぱい臭いがします。下痢と嘔吐を繰り返します。ママから貰った免疫力が低下する生後6ヶ月以降から罹りやすくなります。
胆道閉鎖症は、胆汁の通り道である 胆管が、生まれつきまたは生後間もなく完全に詰まってしまい、胆汁を腸管内へ排泄できないことによって起こります。白っぽいウンチの他、身体や白目の部分に黄疸が見られます。急いで治療するべき治療で、治療には手術が必要になります。
●赤・・・腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)、細菌性胃腸炎
腸重積症は、主に小腸の終りの腸である回腸が、なんらかの原因により大腸に入り込むことによって生じます。腸重積症の場合、激しい痛みと“いちごジャム上の血便”が見られます。生後6ヶ月~1年までの赤ちゃんに多く見られます。急いで診断し、治療するべき病気です。
細菌性胃腸炎は、O-157のよう な病原性大腸菌感染により起こり、下痢便の中に血便が混じります。嘔吐や発熱を伴うことも多いです。
●黒・・・胃潰瘍(もしくは十二指腸潰瘍)
胃潰瘍や十二指腸潰瘍というと、大人の病気のようですが、新生児期の赤ちゃんや乳幼児もなる病気です。新生児の場合は生まれるときのスト レスや低酸素など種々の障害が原因になるとされており、乳幼児では、ステロイドなどの薬剤や種々の原因によるストレスにより発生するとされています。下血により便が黒くなります。嘔吐や腹痛なども見られます。
■ウンチの異常が見られた時の対処法
上に挙げたようなウンチが見られた場合、すぐに病院へ行きましょう。赤ちゃんは体の機能がまだ弱く、体力もありません。病気によっては命に関わることもあります。早期発見・早期治療が大切です。
病院へ行くときは、ウンチのついたオムツを必ず持参しましょう。
決して自己判断で下痢止めなどの薬を与えたりしないようにしてください。
いかかでしょうか。
当然ですが産まれたばかりの赤ちゃんは話すことができず、体の不調を訴えることができません。
ウンチの色は異常を示すサインになりますから、ママは日々のうんちの変化とチェックを怠らず、「これはおかしいな」と思ったらすぐに病院へ受診しましょう!