ゴールデンボンバーが不仲説を公言「そんなに仲良くないんです」

デイリーニュースオンライン

ゴールデンボンバーオフィシャルモバイルサイトより
ゴールデンボンバーオフィシャルモバイルサイトより

 アイドルの力で人気ユニットの不仲が明るみに──!? 6日に日本テレビ系列で放送されたバラエティ『嵐にしやがれ』に登場した音楽ユニット・ゴールデンボンバーが物議を醸している。

 嵐の相葉雅紀が、依頼者に変わって投稿された内容を調査するという番組内のコーナー『相葉雅紀代行調査』にて、「相葉とゴールデンボンバーのメンバー・歌広場の顔が似ているとネットで話題になっているが、実際に入れ替わったら他のメンバーは気付くのか調査してほしい」という依頼を受けた相葉は、「言われたことあるかな? (歌手の)城みちるに似ているとはよく言われる」と、怪訝な表情を浮かべることに。

相葉が歌広場に変装して打ち合わせに参加

 そこに歌広場本人が登場し「スッピンの時の笑った眼元が似ていると、ファンの方から言われるんですけど」と、実際に二人で笑顔を比べてみると、なんと実際にそれなりに似ていることが判明した。

 相葉はなおも「どう思います? 僕と歌広場さんが入れ替わって、しかもメンバーですよ?」と、流石にすぐにバレるのではないかという予測したが、ここで歌広場は「嵐のメンバーさんって皆さん仲いいじゃないすか。ゴールデンボンバーそんな仲良くないです……(中略)……(バレる)確率は髪形と同じでハーフアンドハーフって感じですかね」と、センターで黒と金に分かれている自分の髪形になぞらえながら、ゴールデンボンバーはメンバー間の仲がよくないため、入れ替わっても気付かない可能性が十分あるのではないか、という見解を披露し、周囲を笑わせていた。

 これだけであれば、歌広場の小粋なギャグという事で話は終わっていたのだろうが、コーナーが進み、実際に検証する段階で、事態は思わぬ方向に向かう。歌広場と同じ服装や髪形に扮した相葉が、偽のグルメロケの打ち合わせにゴールデンボンバーの他のメンバーである鬼龍院翔、喜屋武豊、樽美酒研二を呼び出し、歌広場の代わりに参加して気付くか試す、という形で行われた検証にて、なんと5分に渡って相葉は一切気付かれないことに成功してしまったのだ。

 この様子に歌広場も「全然気付かれる様子ないし」と呆れ顔に。その後も、打ち合わせのテーブルの真ん中に置いてあったティッシュやテーブルを取る、メンバーの樽美酒が読んでいた本を取るなどの行動に出るものの、メンバーたちは慣れないグルメロケについてで頭がいっぱいなのか、すべてスルー。

 続けて、相葉が樽美酒に声をかけることで、喜屋武が相葉を二度見した後に「誰!?」と声を上げ、やっと入れ替わっていることに気付いたが、その後に登場した歌広場に、「興味を持てよ、俺に!」となじられることとなった。

 この珍事に、ネット上では「クソ笑った」「相葉ちゃんゴールデンボンバーになじみ過ぎ」「実際ライブでも相葉君と入れ替わってみて欲しい」などと、面白がる声が多数。国民的アイドルグループのメンバーと、演奏をしない“エアバンド”として名を馳せた異色の音楽グループのメンバーの間に、他人の空似が存在するという事態を楽しんでいる人が大半のようだ。

 しかし、ここで気になるのが、歌広場の述べた「ゴールデンボンバーの仲が良くない」という発言の真偽である。以前より、作詞作曲をこなす鬼龍院と他のメンバーに収入格差があるために孤立している、という大人の事情を背景とした説が報道されたり、鬼龍院以外のメンバーが一緒に外食に行った写真がアップロードされたり、歌広場のブログに喜屋武だけが登場回数が少ないので不仲、というような説がネット上で囁かれるなど、この不仲説が根強いのは確かなようだ。

 芸能系を得意とするライターのR氏はこう語る。

「いやー、少なくとも決定的に仲が悪いという話を聞いたことはないですね。今回の放送に関しても、恐らく最初の歌広場の発言はリップサービスでしょうし、打ち合わせの場面に関しても仲が悪いから興味がない、というよりは、仲が良いからこそわざわざ疑いの眼でみない、というところじゃないかなぁ。というか、それなりに似てる二人が入れ替わり、その上で歌広場のような奇抜なファッションまで完コピしていたらそりゃ最初はちょっと気付かないんじゃないかなと思います(笑)。でも、マスコミによる報道はともかく、ファンの間やネットで囁かれている不仲説というのは、一昨年に彼らが今は亡き『笑っていいとも!』に出演した際に、“全国ツアーでは適度な距離を作らないと仲が悪くなるから、別行動をしていた”という主旨の発言をしたことがきっかけで、それが曲解されて一気に囁かれるようになった、というのは確かなようです。今回の放送も、こうした不仲説の根拠としてまた噂を生む一つの要素になるのかもしれませんね」

 サービス精神から出たであろう発言や、どうとでも取れるシーンについて曲解することで、不仲説が生まれているということだろうか。不仲が事実かどうかはまさに当人たちのみぞ知るところだろうが、ある意味でこうした噂があること自体が人気者の宿命と言うべきなのかもしれない。

(取材・文/阿左美UMA)

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