乳児の10%は貧血に…?乳児の鉄欠乏にご注意!
ダイエットなどによって女性が鉄が欠乏しやすいことはよく知られていますが、実は赤ちゃんも鉄が欠乏しやすいことをご存知でしょうか?
今回は乳児の鉄欠乏について、原因と対策を医師に解説していただきました。
乳児の10%が貧血になる? 血液の中には赤血球という、体中に酸素を届ける役割を果たすものがあります。その赤血球を作るために重要な原料となるのが鉄分です。鉄分が足りなくなると赤血球が十分作れなかったり、小さい形やいびつな形になったりしてしまい、体に酸素を届けることができなくなり貧血になります。
生後6カ月~1歳6カ月の乳幼児が特に鉄欠乏になりやすく、乳児の人口のうちで約10%ぐらいがこの貧血になるともいわれています。
成長に影響も!鉄欠乏の症状 は? 無症状の場合もあれば、
・疲れやすい
・元気がない
・いらいらしやすい
・集中力がなくなる
・顔色が悪く見える
などの症状がみられます。
また、乳児は脳がどんどん成長しますが、それには鉄分が必要なため、鉄欠乏性貧血が進むと精神面や運動の発達に影響が出る場合があります。この影響はごく軽いものですが、放っておくと5歳くらいまで影響が残ることがあります。
離乳食で鉄分不足になりがち?とりたい食品は? 離乳食が始まると、なかなか鉄分を必要量に対して十分にとることができず、鉄欠乏に陥ることが多いようです。鉄分を多くとるためには、鉄分を含む
・牛肉、豚肉など赤身の肉
・レバー
・まぐろ、かつお、さんま、いわしなどの魚類
・大豆
・小松菜、ほうれん草、ひじき
などの良質なたんぱく質をしっかりととることが大切です。同時にビタミンや葉酸などもとり、鉄の吸収をうながすことも大切です。
【医師からのアドバイス】 鉄分補給のためにとあまり早い時期から牛乳を飲みすぎると、逆に貧血を招いてしまうため、1歳になるまでは牛乳は避けるようにするのが安心です。