『ナプキン フォーエバー ピニンファリーナ カンビアーノ』インク・芯不要で永久に書ける魔法のペン! (3/6ページ)
原理としては「イーサグラフ」という合金製のペン先が紙と摩擦することにより酸化して軌跡を残すというもの。元祖は鉛筆が発明される前の1560年以前に使われていたメタルペン。レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロはそうしたメタルペンを用いて細かい線画を書いていたのだけれど、当時は紙に特殊加工を施すことによってはじめて書けた代物。それを元にベニス大学とナプキン社が普通紙でも書けるように開発したのがこの「フォーエバーペン」なのである。

正直書ける紙と書けない紙があるというのはペンとしてはかなりの弱点なのだが、それこそ鉛筆の濃さでいうと9Hクラスの薄さの文字は、さながらデッサン風の淡い味わいを持っており、これはこれで用途を選びさえすればむしろ利点になるものだと感じた。

例えばスケッチ及びイラストを描く時に使用すれば、独特のアナログ感あふれるタッチが実現できる。グリーティングカードにボールペンで記入するのは無粋だが、そんな時にこれでやや薄めの味のある字で一言添えるというのならアリだろう。
また使用する人の筆圧も問題だ。弱い筆圧の人だとほとんど書けない。しっかり力を入れて、紙を引っ掻くように書いていくと文字が生まれる。適切な紙を用いて、強めの筆圧で書くことによってのみペンとして機能するというのは不便。