いつの間にか“ほくろ”が増えてる…これって【がん】なの?
ふと気がつくと、顔や体に増えているほくろ。
若い頃より、なんだかほくろの数が増えているような気がする、そんな体験はないでしょうか。
ほくろは増えるものです。ほくろの数が増えてくると、美容的に気になったり、皮膚がんなどの重い病気の前触れではないか、と不安に思ったりすることもあると思います。
では一体なぜ、ほくろは増えるのでしょうか。
そもそも“ほくろ”ってなに? ほくろは「色素性母斑」、あるいは「母斑細胞母斑」とも呼ばれ、メラニン色素を持つ母斑細胞という細胞が増えることでできるものです。
メラニンが作られる過程において、メラノサイトが過剰に増えたり、刺激によって異常を引き起こしたりすることがホクロの原因となります。ほとんどのほくろは医学的に何の問題もありません。
ほくろはなぜ増えるの? ほくろは、生まれたばかりの赤ちゃんにはありません。3歳頃から思春期にかけてできることが多く、中には一生増え続ける人もいます。
ほくろはメラニン色素の集合体であるため、シミと同じく、紫外線を浴びることによって生成されます。また、ストレスによるホルモンバランスの崩れなどでもほくろが増える原因になるので、紫外線対策をきちんとした上で、なるべくストレスをためずに、規則正しい生活を心がけるようにすることが、ほくろを増やさない秘訣です。
ちなみに、妊娠中にはホルモンバランスの影響でほくろが増えたり、色が濃くなったりすることが多いといわれており、一度できたほくろが自然に消えることはありません。もし気になる場合、大きさや形にもよりますが、皮膚科で比較的簡単に除去することができます。
ほくろとがんの関係 メラノーマ(悪性黒色腫)と言われる死亡率の高い悪性腫瘍は、“ほくろのがん”ともいわれ、一見普通のほくろに見えるのですが、放っておくと進行する場合があります。
メラノーマの多くは足の裏に現れ、とても進行が早いのが特徴です。そのため、急に大きくなったほくろには要注意。大きなほくろが増え、不安を感じたら、すぐに皮膚科を受診しましょう。