男の物欲にギューンッ!彫金職人の技によって美しく仕上げられたマネークリップに驚嘆 (2/3ページ)
仏壇の錺(かざ)り金具は近年、海外の安価な製品が使用されることが主流となっており、彫金という熟練の技を必要とする技術を残すために日々奮闘されているとのこと。彫りの技法は、日本の水墨画風に柄を彫る「片切り彫り」。立体感を出して柄を彫る「打出し地彫り」。打出す事無く地金の本来の厚みの中で彫り下げて柄の上下をつけて表現する「薄肉地彫り」を得意としているそう。
今回紹介したマネークリップは薄肉地彫りによって仕上げられてた総銀製。桜、波、菊といった日本の伝統文様で多く利用される柄をひとつひとつ丁寧に繊細に描いています。