先延ばし癖はすぐに直せる!誘惑は「20秒あれば勝てる」と判明
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いまやるべきことがあるのに、気がついたら別のことをしている……なんてことありませんか? その結果、やるべきタスクはどんどん先延ばしになったりもします。
そんななか、あちこちにある誘惑に打ち勝つには、20秒あればよいとわかりました。
『Canada AM』を参考に、誘惑に打ち勝ち、やるべきことを先延ばししないための20秒の必要性について確認してみましょう。
■先延ばししてしまう最大の理由は「衝動」だった!
カルガリー大学のビジネススクールで人材と組織ダイナミクスの教授をしているピアーズ・スティール氏によれば、人がいけないとわかっていながらタスクを先延ばしにしてしまう最大の理由は「衝動」だといいます。
目先の誘惑や欲望にすぐ飛びついてしまう衝動的な人ほど、常習的に先延ばしを行ってしまうのだそうです。先延ばしの理由には、タスクへの興味のなさ、タスクをやり遂げる自信のなさや不安などの他の理由も挙げられます。
退屈な気持ちや不安な気持ちを解消するために、タスク以外のことをやってしまう場合もありますが、衝動的な人でないのであれば最終的にはタスクに戻って成し遂げることができるのだそうです。
■誘惑は到達するまでに20秒あれば回避できる
スティール教授は、人は誰でも先延ばししたいという欲求を持っているといいます。特に、現代にはさまざまな誘惑があり、それに抗うことはとても難しいものです。
そこで、誘惑に負けない環境づくりが大切になってきます。たとえば、ダイエット中なのに素敵なケーキ屋さんが目に入ってきたとします。衝動的に店内に入ってケーキを買って出てきてしまったら、ダイエットは台なしです。
でもケーキ屋さんに入る前に、15~20秒の間を空けることができたら、そのまま入らずに通り過ぎることができるのです。
■仕事中にSNSが見たくなったら20秒我慢しよう
衝動的になっていると、どれだけ速くごほうびや報酬にたどり着けるかということで頭がいっぱいになってしまいます。しかし、ごほうびをあまりに速く手に入れてしまうと、合理的な判断をすることが難しくなります。
でも、誘惑に到達するまでにたった20秒空けることで、誘惑でいっぱいだった頭を現実に戻せるのです。
これを仕事に応用してみましょう。パソコン仕事をしているときに、ソーシャルメディアや仕事以外のウェブサイトにアクセスしそうになったら、20秒がまんすれば気にならなくなるのです。
■誘惑にアクセスできないようにしてくれる開発も
スティール教授の研究室は、香港の会社が作った新しいデバイス、「Saent」についてテストをしています。このデバイスは、コンピューターを使っている人が誘惑に負けずにタスクが続けられるよう手助けをしてくれるもの。
スイッチを入れると、仕事に関係のないアプリにはアクセスできなくなります。メールの通知もオフに、ウェブサイトの閲覧も制限され、仕事に向かうしかなくなるのです。
つい仕事に関係ないアイコンをクリックしてしまっても、「仕事に戻りましょう」とやさしくメッセージを発してくれます。衝動が起きても、20秒アクセスできなければ気にならなくなるというわけです。
日本では未発売ですが、これから生産性を上げるための商品がたくさん出てくるかもしれませんね。
「誘惑に勝つためには、20秒がまんすればいいだけ」とおぼえておけば、さまざまな場面で役に立ちそうですね。
やるべきことがあるとき、がまんしなければならないものがあるとき、ふと魅力的なものが目に入ってそちらに行きそうになってしまう……。そんなときは「20秒後もやりたいかな」と思い出し、誘惑をコントロールしましょう。
(文/スケルトンワークス)
【参考】
※Procrastinate much? How 20 seconds could help keep you on task-Canada AM