【調査】「ミネラルウォーター」好きな地域ランキング、1位は東京都。では「炭酸飲料」をよく飲む甘党県民は?

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ちょっと喉が渇いたなというとき、あなたは自動販売機で何を購入しますか? シンプルなミネラルウォーター派の人もいれば、爽快な炭酸を選ぶという人もいるでしょう。どちらも飲む機会の多いミネラルウォーターと炭酸飲料、今回はそれぞれ消費量が最も多い地域をご紹介します。

■ミネラルウォーター好きな地域、1位は東京?
統計局「家計調査(二人以上の世帯)・品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」(2012~2014年平均)によると、ミネラルウォーターへの支出金額がもっとも多かった地域が東京都区部で、1世帯あたりの年間支出額が5,609円。次いで多かったのが千葉市(4,985円)、那覇市(4,864円)、さいたま市(4,673円)、福島市(4,636円)でした。

最近では東京の水道水がミネラルウォーターとして販売されており、従来のイメージをくつがえすおいしさに注目が集まっています。しかしやはり今までの東京水道水のイメージが強いのでしょうか。東京でミネラルウォーターが手放せないという方はまだまだ多いのかもしれません。

■炭酸飲料好きな地域、1位は青森県
一方、同資料による炭酸飲料の地域別支出金額では、もっとも多かったのが青森市で7,322円でした。次いで多かったのが山口市(5,900円)、山形市(5,827円)、札幌市(5,689円)、川崎市(5,592円)でした。また青森市は2位の山口市と比べても年間1,000円以上の差があり、特に炭酸飲料への支出が多いことがわかります。

青森といえば赤飯やいなり寿司、茶わん蒸しが甘い味付けにされていることで「甘いもの好きが多い?」というウワサの多い地域。やはりこの甘さ好きが理由で炭酸飲料を購入する人が多いのでしょうか。

■緑茶は静岡、紅茶は神戸、コーヒーは京都
またその他の飲料支出で、どの地域でどの飲料支出がもっとも多かったかというと、緑茶では静岡市が1位で10,750円。2位の浜松市7,576円と3,000円以上の差をつけて1位という結果でした。また紅茶では神戸市が1位で1,592円、2位が横浜市で1,273円でした。異国情緒が漂う地域では、やはり異国情緒のある紅茶が人気?

さらにコーヒーへの支出が多い地域は、京都市が1位で7,887円、2位が金沢市で7,095円、3位が奈良市で6,671円でした。歴史が深く歴史的建造物が多い古都では、なぜか緑茶よりもコーヒーが人気のよう(緑茶の支出割合は京都市4,696円、金沢市3,470円、奈良市4,396円)。情緒深い古都の景色や街並みと、深いコクや味が楽しめるコーヒーは相性がいいのかもしれません。

どんな飲み物を好み、お金をどの位使うかでその場所の地域性が見えてくることがあります。ぜひご自身がお住まいの地域では、どんな飲み物に多くお金を使っているか知りたくなったら上記資料を参考にしてみてください。おもしろい結果がわかるかもしれません。

(ファナティック)

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