【広島】警官が性行為目的で少女を脅迫するも甘すぎる執行猶予判決 (2/2ページ)

東京ブレイキングニュース

軍隊にシビリアンコントロールが必要とされるように、警察にも何かしらの無茶が出来ないシステムが必須であろう。

 例外として拳銃の使用に関しては非常に厳しい規定はあるが、拳銃を用いない暴力や卑劣な犯罪に対してはザル過ぎるのだ。"被害者の人生を壊す" ことを "死" に含めるならば、警察官の権力があれば、拳銃など使わずとも容易に人を殺せるのだから。

 システムという面で言うならば、警察には暴走させぬように警官に首輪を付けるようなシステムではなく、罪を犯した仲間を最小限の罰で済ませるためのシステムならば完備されている。今回の広島の件でも、上の参考記事の愛知の件でも、身内が犯罪を犯した場合に、まず内部で被害者への弁償も含めた事後処理を即座に済ませてしまう。そしてそれを根拠に執行猶予が付くように持って行くとか、最悪の場合は何故か不起訴で済ませるといった処分を狙うのだ。まさに至れり尽くせりの天国のような職場だが、こんな連中を我々の税金で食わせているのである。

 また、警察に限らず日本のオカミには「我々が守ってやっているのだから、これくらいは当たり前だ」と考えているフシがある。これが500年も前ならば「天災から逃れるために村の処女を龍神様の生け贄に」という発想にも頷けるが、日本では実は未だにそんな思想が横行しているのだ。こうした不祥事を見る度に、中世で時間が止まったかのようなこっ恥ずかしい国だとつくづく思う。

 オタク文化にカテゴライズされ、また児童ポルノとレッテル貼りされるような物に対しては、このような事件が起きた場合にまず間違いなく犯人扱いされるのだから、もういい加減に「警察官だから性犯罪を犯す」という考えが世間に浸透すべきである。警察こそが犯罪者育成機関だ。

Written by 荒井禎雄

Photo by 広島県警察ホームページ

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