シベリアの永久凍土で発見された3万年前の巨大ウイルスを蘇生させる研究を開始(フランス) (2/2ページ)

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危険なのはそこです」

 クラブリー教授は、30年前に根絶が宣言された天然痘ウイルスが復活することもありうると語る。そうしたウイルスが、モルウイルス・シベリカムと同じ方法で生き残っているのであれば、天然痘は根絶されたのではなく、表面から消えただけということになる。深く掘り進めることで、天然痘が現代に蘇る可能性を高めることになる。

 研究チームは、安全な実験室条件の下で、宿主となる単細胞アメーバと同じ環境に置くことで、このウイルスの蘇生を試みる予定だという。

 クラブリー教授率いる研究チームは2013年、今回と同じ場所でピソウイルス・シベリカム(Pithovirus sibericum)と呼ばれる別種の巨大ウイルスを発見し、シャーレ内で蘇生させることに成功している。

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 この時は、ピソウイルス・シベリカムのアメーバへの感染が確認されているが、人間や動物に対して感染力はなかった。


via:metro・Translated hiroching


 追記:2015/09/17

 フランスの研究チームによる蘇生の結果、人や動物には感染しないが、特定の微生物には感染しその細胞内で増えることが確認されたそうだ。

 今後も温暖化の影響で永久凍土が溶けたり、北極周辺などで原油採掘が進んだりすると、未知のウイルスが出現する危険性が高まると科学者らは警告している。

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