シニア層にうれしい!話題のIoT「まごチャンネル」で簡単楽しいコミュニケーションを
source:https://www.makuake.com/
人間中心設計やHCD(Human Centered Design)とよばれるユーザーを意識したサービスやプロダクトの設計は、一見基本的な考え方のようにも思える。
しかし、なかなか首尾一貫して実現されているプロダクトが多くないのが現実だ。
それには開発者側のロジックや、どうしても客観的に自社製品やサービスを見ることができないなど、様々な要因があるだろう。
しかし、うまく実現できれば見慣れた製品であっても、非常に優れたプロダクトとして世に受け入れてもらえるものとなる。
そしてこの『まごチャンネル』もまた、ユーザー視点を非常に上手く持つことができた優れたプロダクトとして、世に受け入れられるかもしれない製品だ。

source:https://www.makuake.com/
■ どこまで簡単にできるかが鍵
『まごチャンネル』は、サービスとしてはそこまで目新しくないかもしれない。
スマホから撮影した写真やムービーを、両親のいる実家に設置するHDMI接続の端末『まごチャン受信ボックス』と共有できるというサービスだ。名前の通り、主に孫の写真やムービーを送ることをターゲットとしている。
しかし、この『まごチャンネル』の最大の特徴は、綿密に計画されたその“簡単さ”にあるのだ。
まずはセットアップが簡単だ。電源ケーブルをコンセントに差し、HDMIケーブルをテレビにつなぐ、ただそれだけで設置も設定も完了なのである。
面倒なネットワーク関係の接続や設定などは一切必要ない。『まごチャンネル』自体の設定ももちろん不要だ。メーカーの言葉を借りれば、「掃除機をコンセントに繋いで使える」程度のリテラシーがあれば、らくらく設置できるというものだ。
また使い方も非常に簡単だ。『まごチャンネル』という名前の通り、テレビのリモコンでHDMI(外部入力)のチャンネルに切り替えてあげるだけ。全ての操作は、今まで慣れ親しんでいるテレビのリモコンで完結するのである。

source:https://www.makuake.com/
■ 関係を保ってくれるランプや通知
従来のデジタルフォトフレームのようなサービスでは、一方的に写真などを送るだけで、双方のコミュニケーションに関しては別手段(電話やメールなど)に頼っていた。この『まごチャンネル』では、新しい動画や写真が追加されると、受信機の『まごチャン受信ボックス』でランプが点灯するようになる。
また逆に、両親が『まごチャンネル』を使って動画などの閲覧をはじめると、専用アプリをインストールしたスマホ側に通知がくるようになるのだ。
一見そこまで重要な機能ではないように思えるが、「動画を追加したよ。動画を見たよ」というだけのコミュニケーションを、わざわざとる人はそこまで多くないだろう。
しかし、新しい動画が追加されず同じものばかりだと見飽きてしまうし、見られているかわからないと、わざわざ写真や動画を送るモチベーションも続かなくなってしまうのである。

source:https://www.makuake.com/
『まごチャンネル』は、現在『Makuake』でクラウドファンディング中だ。14,800円の出資で、受信機の『まごチャン受信ボックス』を1つ手にすることができ、通常月額980円のサービス利用料も3ヶ月分無料となる。
一見地味なサービスに見えてしまいがちなサービスだが、容易なセットアップや利用方法から通知など、細部に至るまで気遣いが行き届いており、ユーザーの体験を非常によく考えられた製品なのだ。
逆に言えば、今までの類似サービスが、いかにユーザー視点を欠いたものだったのかを改めて認識させてくれる、素晴らしい事例とも言えるだろう。
【参考・画像】
※ スマホで撮って実家のテレビへすぐに届く!IoTサービス「まごチャンネル」 – Makuake
【動画】
※ はじめての『まごチャンネル』(Kagawa) – YouTube