効果バツグンの子どもの褒め方!「愛メッセージ」を知っていますか?
子どものしつけをするとき、つい「○○してお利口だね」と言ってしまいますよね。この褒め方は、まったく褒めないママよりはましかもしれませんが、ちょっと上から目線な感じもします。
上から目線で褒められたら、大人でも嬉しくないように子どもだって同じように感じているんです。では、どのように褒めてあげるのが正しいのでしょうか?
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、人を褒めるときのコツである“愛メッセージ”についてお話します。
■夫からこんな風に言われたらどうですか?
夫から「お掃除していて偉いね」「料理作って頑張っているね」と言われたらどうでしょう。親子ほど年の離れた夫から言われたり、何も言ってくれない夫よりはマシかもしれませんが、ちょっとカチンときませんか?
新婚直後のホヤホヤ時代、目がハートだった時ははこれで満足だったかもしれませんが、共働きなのにまったく家事に非協力的な夫を見て、次第に「おだてて私ばかりに負担をかけようとしている」と思うようになります。
それに、なんだか上から目線で褒められている気がして、気分悪く感じてしまいますよね。それは、ママに限らず、みんなそう思うのです。
では、旦那さんからこんな風に言ってもらえたらどうでしょうか。
「忙しいのにいつも掃除をしてくれて、本当にありがとう」
「いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう」
「家も片付いていて、ご飯も美味しくて早く帰宅したくなるなあ」
なんだか上から目線で褒められている感じもしなくて、気分もいいですよね。
このように、“ユー(you)メッセージ”の「あんたは偉い!」ではなく、「私は嬉しい!」という、“アイメッセージ(I amのアイ)”で伝えた方が育児も夫婦関係もうまく行くでしょう。
そしてこれは、相手に感動を与える“愛メッセージ”でもあるんです。
■「あなたは偉い」ではなく、「私が嬉しい」という伝え方
もう来年、小学1年生の子どもに対して「椅子に座ってご飯を食べていて偉いね」とか「おもちゃ、お片付けして偉いね」と褒めるのは子どもにとってどうでしょうか。
褒めないママよりはましですが、子どもは、心の中で「バカにすんなよ」と叫んでいるかもしれません。
でも、「最後までちゃんとお椅子に座って食べていて感心しちゃう」「使い終わった玩具をきちんと片づけてくれて部屋が綺麗になって、ママは嬉しいわ」と、“親からの”感謝の気持ちを伝えると、子どもは嬉しく感じます。
「あなたは○○だ」の“ユーメッセージ”ではなく、「あなたが○○してくれて、私はうれしい」などの、“アイメッセージ”に変えることで、上から目線ではない褒め方ができるんです。
■いつまでも同じ褒め方じゃダメなんです!
3歳の子に「いないいないばあ」をすると笑いますが「ここで笑ってあげないと悪いから」と作り笑いしてくれているのかもしれません。でも、心の中では「赤ちゃん扱いして」と叫んでいるかもしれません。
5歳の子どもが椅子に座って食事をするのは当たり前ですし、使ったおもちゃを片付けるのも当たり前です。子どもは、そんなことを褒められても嬉しくなかったりします。
なので、「食事のあとは食べたものを下げてくれてママは助かるわ」と、“もっと高度なこと”で褒めてあげましょう。
子どもは、年相応の対応をしてもらって初めて、「社交辞令でなく、心から褒めてもらえたんだなあ」と感じることが出来るんです。
いかがでしたか。
まだ人生経験がない子ども。だから人生の先輩として「こういうときはこうした方がいいですよ」と導いてやるのが親の務めです。
けれども親の思い通りに動かそうとコントロールしたり、上から目線で評価するのはよくありません。親は子どもと対等な目線で子どもを評価してあげましょう。
夫婦同士も、子どもに対しても“アイメッセージ”、愛を持って“愛メッセージ”を送りましょう。