アイドルの恋愛。AV女優の恋愛。アイドルに賠償命令が出た日に:瀬名あゆむ連載9 (2/5ページ)

ブッチNEWS


   これは私の純個人的な感想なんですけど、男の人ってね、最初はみんなAVに理解あるフリをするんです。「応援するよ」なんて言うんです。でもそのうちに変わってくる。それはつきあっていくうちにいろいろあって、それこそ結婚をどうするとか、子供はどうするとか、親や友達にどう紹介すればいいんだとか、バレたらどうなるんだとか、世間的にややこしいことがどんどん迫ってくるから仕方ない側面もあるのでしょう。だけどその結果、最終的に「AV辞めろ」「撮影現場に行くな」と言い出す男性がもう嫌っていうほどいるんです。じゃなければ「俺はおまえがAVやってることに耐えてるんだからおまえは俺に精一杯尽くせ」みたいになってきたり。さらに最悪なのは金銭を要求してくる男の人。そんな男はそのお金で好き勝手し始める。浮気をしまくったり、遊びまくったり。しかもこう言っちゃったりします。「俺は彼女がAVやってることで傷ついてるんだ。だからそんな俺を癒してくれる別の女をどうしても求めてしまうんだ」なんてね。けれどなぜかそのことを彼女であるコは「ごめんね、やっぱり私が悪いんだ」なんて認めてしまって、さらに彼氏に貢いでしまう……。
 別に男性全般を悪くいうつもりは一切ないです。これは一部の悪い例だと思います。けど、私のAV女優仲間たちにはこんな悲しい恋愛をしてしまうコたちが本当に多かったのも事実なんです。 恋愛で病んで堕ちてく子たちを何人もみました

 恋人との関係で病んでいく子。ダメなってしまう子。ヤバい男に喰い物にされていく子。私はもう本当に何人も何人も何人も見てきました。ただやっぱり恋愛って男女の個人的問題だから、たとえ友達でもどうこういうことはできなかった。「かわいそうなコたち……」と思っても黙って見守るしかなかった。だからこそ「私は絶対にかわいそうにはならない!!」と強く心に決めて恋愛していました。
 かわいそうにならない方法。それは思いっきり割り切って仕事することでした。割り切るってのはね、いい加減に仕事することでもなく、手を抜くことでもないんです。AV女優という職業を自らで尊重する。その上で恋愛や人間関係と無理に絡めることをせずにすっぱり割り切っていく。割り切って割り切って割り切ったら、最後になにが一番大事なのかがわかる。

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