hitomiが“毒親”批判に反論「甘やかすと子供は調子に乗る」

歌手のhitomi(39)が、9月21日放送の日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話」の反響に対し、ブログで反論した。バツ2のhitomiは2014年5月、不動産会社社長の一般男性と3度目の結婚。同11月には長男が誕生している。夫は「深イイ話」でテレビ初公開。優しそうな雰囲気のイケメンと評判だ。
「調子にのんなよ」叱責するhitomiに非難が…
「深イイ話」では、hitomiの連れ子である6歳の長女、生後9か月の長男、夫とともに、hitomiファミリーが密着取材されているVTRが放送された。なかなか寝付けない長男にちょっかいをかけていた6歳の長女に、
「調子のんなよ」
と厳しい口調で叱りつけるhitomi。その娘に対する態度を見た視聴者からは、
「毒親」
「娘さんがかわいそう」
など、非難が殺到していた。
あまりの反響の大きさからか、hitomiは放送後、2度も番組に関するブログを更新し、放送では母親としてのキツいキャラが断片的に見えていたとしながらも、子育て論を綴っている。
夫とは、子供には良いと思ったことは褒めてあげて、悪いことやダメなことはしっかり伝えようと話している。子供は「芸能人の子供」という理由で甘やかされてしまう部分が多々ある。ダメなことはダメと子供に伝えなければいけない。自分が伝えなければ、誰が伝えるのか。だから、叱るときはやっぱり叱る──とのことだ。
hitomi自身が小さい頃、大人に甘やかされると調子に乗って生意気な態度をとっていたことを振り返り、子供たちが勘違いせずに自分の足で出て行けるようにと、子育ての方針の背景も明かしている。
ブログの読者のコメントには、
「親の厳しさは子どもにきっと伝わると思います」
「大好きだから言える」
「最近の母親は優しすぎる」
と、hitomiの教育方針に好意的な声もあった。しかしネット上では依然、
「自分の躾の正当化」
「娘が寂しがっている可能性も考えてほしい」
など、hitomiを叩く声がやまない。
「バツ2で、デキ婚2回だと、何をしても叩かれるのでは」
という指摘もあった。
hitomiのブログのタイトルにあるとおり、子育てはこれといった正解はなく、「賛否両論」であろう。賛成側も反対側も、素敵な親子関係が続いてほしい気持ちは共通のようである。
(文・春山修司)