デートや大事な商談……着ると「相手の心を開く」ファッションカラーとは?

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ファッションの色を決めるとき、どんなことを考えて決めますか? トップスとボトムスの色合わせ、顔が映えるかどうかといったあたりを気にしますよね。せっかくなので、それに加えて「周囲に与える影響」も考えてみませんか。今回は、「黄色」を上手く使う方法についてご紹介します。

■黄色は「コミュニケーションカラー」
黄色は、アクセントとして使う以外では、ちょっと勇気のいる色かもしれません。流行になってやっと、黄色のカーディガンを買ったという人もいるのではないでしょうか。そんな黄色は、色彩心理学では「コミュニケーションカラー」と呼ばれていて、人と打ち解けやすくなる色とされています。初めて人と会うときに溶け込みやすくなったり、話しかけられやすくなります。

ビジネスの場においては、初めて会うお客さんとか、転職したてのときなんかに有効ですね。親近感をアップさせて開放的な気持ちにさせることもあるため、秘密の情報を聞き出しやすくなるかもしれません。男性ならネクタイやチーフ、勇気があればシャツに黄色を持ってくると良いでしょう。女性ならジャケットの中に着たりスカートの色に取り入れたりと、幅広く使えますね。

■一般的な黄色のイメージ

黄色は一番明るい色であり、光とか太陽のイメージを持つ色です。人間の自律神経を刺激しやすいため、注意を喚起するような標識によく用いられます。神経の興奮は脳の情報処理を促すので、思考を深めたり不安を解消したりするのに役立つそうです。黄色い部屋で勉強していた子供の成績が上がったなんていう報告もあるようです。あたたかいイメージもあるため、家族が過ごすリビングの照明に適しています。ただし、黄色が強すぎたり広い範囲で使い過ぎるとかえって神経を疲れさせてしまうので、面積を狭めるか、色をクリーム色に薄めたりして使いたいですね。

■黄色の驚くべき効果

黄色が神経に作用するということは、実は健康にも効果があるかもしれません。黄色っぽいものは食欲を刺激します。例えばバターは、真っ白よりも黄色みがかっている方が美味しそうですよね。肉の写真を撮るときも、黄色っぽい照明の方が美味しそうに見えるものです。そうして食欲が刺激されると消化器官の働きも良くなります。胃腸の動きが活発になると消化不良が改善されて、便秘の解消にもつながるでしょう。おまけに黄色が類似ビタミンC効果として胆のうなどを刺激して、骨を強くしたり肌荒れを抑制したりするようです。

たかが色ですが、されど色です。黄色はなじみ深い色なはずですが、意外と大人になってから使うのが難しいと感じる色かもしれません。あえて意識して使ってみてはいかがでしょうか。

(ファナティック)

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