安倍首相が強行する「10月内閣改造」仰天リストを入手 (3/4ページ)

日刊大衆

そのためには党内をまとめ、野党の切り崩しを図る手腕が必要となりますので、菅さんはうってつけなんですよ」(前出の鈴木氏)

先だって党を割った橋下徹大阪市長率いる"維新橋下グループ"とのパイプも、菅官房長官が築いたとされ、橋下グループを取り込み、参院選を戦うためにも、"菅幹事長"は適任だという。いずれにせよ、党人事は稲田政調会長が台風の目になる模様だ。続いて、閣僚人事に移ろう。
「稲田さん同様、安倍首相の"秘蔵っ子"が丸川珠代参院議員です。今回、彼女の入閣は間違いありません。ポストは昨年9月の改造時に新設された"女性活躍担当大臣"が噂されています」(前出の自民党担当記者)

前出の浅川氏が言う。
「丸川さんは、安倍首相が選挙のときから面倒を見てきたお気に入りです。彼女はテレビ朝日出身ですから、女性進出を印象づけると同時に、政権と反目するテレビ朝日を牽制する意味合いがあるかもしれません」

首相の寵愛を一身に受ける女性議員がいる一方で、冷酷な仕打ちが用意されている向きも……。
「佐藤ゆかり衆院議員、片山さつき参院議員ら、かつての"小泉チルドレン"は見る影なし。小池百合子元防衛相にも浮上の目はありません。ただ、野田聖子前総務会長に比べれば、まだましかも……」(前出の自民党担当記者)
"政敵"は飼い殺しか取り込み

全派閥が安倍支持を打ち出し、対抗馬なき総裁選ムードが漂う中、ただ一人、立候補の動きを見せたのが野田聖子前総務会長だ。
「"あいつだけは絶対に許さない"と、宮邸周辺は怒り狂っていましたからね。安倍天下のうちは、日の当たるポストは回ってこないでしょう」(前同)

さらに、辛辣な意趣返しも用意されているという。
「野田さんの別れたダンナの鶴保庸介参院政策審議会長(当選3回)を入閣させる噂があるんです。彼は二階派所属ですから、二階総務会長に恩も売れますしね」(前出のデスク)

なんとも、"悪趣味"な話ではあるが……。
「安倍さんは味方は裏切らず、敵は徹底的にパージするハッキリした性格です。麻生太郎財相、岸田文雄外相らは軒並み留任です。金銭スキャンダルや東京五輪問題でミソをつけた下村博文文科相も、留任が濃厚です。

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