大学生は嫌消費!? 物を買わない学生が物を買わずに済む理由とは (1/2ページ)

物欲という言葉があります。文字通り「物を欲しがる」ことですね。それは消費を好み、消費が人生の中で重要な位置づけにあるということでもあります。さて、最近の若い世代は「嫌消費」と言われており、家や車などの大きな買い物を嫌う傾向にあるとされています。そこで、今回は大学生の嫌消費について分析し、学生が物を買わずに済む理由について述べていきます。
■給料が上がらない時代に消費を抑えるのはいたって合理的
高度経済成長やバブルを経験していない若い世代が、お金に対して保守的になるのは当たり前です。2008年のリーマンショックでは、就活が売り手市場から一転し、大学生の将来にもダイレクトな影響を与えました。経済に対して突き抜けていないため、経済という価値観について突き抜けた動きをしないのは、いたって普通で合理的です。嫌消費とは、過去に高度経済成長やバブルを経験した人のフィルターによって生み出された言葉と言えるでしょう。
■消費することで満たしていた自己顕示欲はSNSが補てんしている
言うならば、今の若者は「自己発信バブル」な世代と言えるでしょう。自己発信をするツールが既に整っているのです。高度経済成長やバブルの頃は、自己発信はマスメディアという舞台に立ってこそ叶うものでした。それが、ツィッターやフェイスブックやインスタグラムやYouTubeなど、今は自己発信がやりたい放題です。そして、高度経済成長やバブルを経験した人たちが物を買うことで満たしていた自己顕示欲を、大学生などの若者は自己発信をすることで満たしています。
■自己発信は安価で自己顕示欲が満たせる
自己発信を通して自己顕示欲を満たす方法は簡単です。幸せそうな姿をSNSでアップするような行為は、車を買って乗り回すなどに比べて、お金があまり掛かりません。