貯金するなら目標額を!あなたが老後に必要な資金はいくら?

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貯金するなら目標額を!あなたが老後に必要な資金はいくら?

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最近、「老後の生活資金としていくら必要なんでしょうか?」という質問をよく受けます。

まだまだ先のこと……と思ってはいても、昨今の年金、税金問題を見ると、どうしたらいいか悩みますよね。

そこで今回は、みなさんが関心のある“老後の資金”について税理士である筆者がお話させていただきます。

■必要な資金は人によって違う

例えば 一人暮らしの方、共働きの方、専業主婦の方とそれぞれの状況によって、老後に必要となる一ヶ月の生活費が異なります。またすでに住宅を取得してローンも終っているのか、賃貸なのかによっても異なりますし、加入している保険が国民年金保険なのか、厚生年金なのかによっても違いがでます。

まずはご自身の将来がどういう状況になるのか想像してみましょう。

■老後の一ヶ月に必要な生活費は?

総務省の“家計調査”によりますと60歳以上で無職の世帯の平成26年度の一ヶ月の支出平均は約24万円でした。一人暮らしの場合は 約16万円でした。

65歳の定年まで働き続ければ、すぐに年金が受け取れますが、60歳で退職すれば65歳までの5年間は無収入で生活しなければなりません。

現在、日本人女性の平均寿命は86.83歳ですので、85歳まで生きるとして20年間はそれまでの貯蓄と年金で生活していくことになります。

夫婦の場合は、24万円×12ヶ月×20年=5,760万円が 一人暮らしの場合は3,840万円がこの世をさるまでに必要なお金の目安といえます。

■あなたの年金はなに?

会社勤めをされていた方は厚生年金が、厚生年金に加入されていなかった方や自営業者の方は国民年金が65歳からは支給されます。

厚生年金の場合は、月額の受給額も給与額によりますが月20万円くらいはあると思います。(毎月かけている保険料額も違いますし、会社負担部分があるため)国民年金の場合は、最長40年かけて月額7万円弱ですので自己資金でカバーする部分が増えます。

ご自身や配偶者が国民年金加入の場合は、国民年金保険料納付以外に将来のための積み立てが必須です。

積立額は、収入に応じた厚生年金保険料の金額を参考にするといいのではないでしょうか?

■今、いくら貯金していく必要があるのか

それでは、今から毎月 いくら貯金していく必要があるのでしょうか?

上記の例でいいますと、世帯主が厚生年金に加入している夫婦の場合は自己資金で必要となる老後の資金は約960万円、一人暮らしの場合は約2,280万円が自己資金で必要といえそうです。また、これは国民年金加入期間を最長の40年での計算ですので、未納期間等があれば、当然受給額は少なくなりますのでその分、必要とする自己資金は増えます。

一人暮らしの場合、現在30歳で65歳までの35年間に2,280万円を貯めようと思えば一年で65万円、月5万5,000円貯金していけば老後の資金はたまる計算です。

厚生年金に加入されている方なら、もっと少ない貯金額ですみます。

いかがでしたか?

自分が将来に受け取れる年金額がいくらになりそうなのかを確認し、老後の一ヶ月の生活費のうち自己資金で賄わなければいけない金額を見積もりましょう。

老後に関しては“備えあれば憂いなし”だと思います。ぜひ、今から考えてみてくださいね。

(武田美都子)

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※ Piotr Marcinski / Shatterstock

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