薄毛男性は毛がある男性より精子の数が「60%も少ない」と判明 (2/2ページ)
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しかし、現在では男性ホルモンテストロゲンの量が少なくても、若くして薄毛になることがわかってきています。男性によくあるタイプの薄毛は、遺伝的な要素とホルモンに関する要素が複雑に絡み合って起きています。
早く髪の毛が薄くなり始めた人が、必ずしも男性ホルモンがたくさんあるというわけではないのです。
ちなみにイギリスでは7分の1のカップルが、なかなか子どもが授からないという悩みを抱えています。
数にすると約350万人。このうち、男性側に原因があると考えられるのは、40~60%です。不妊に悩むカップルのなかには、「薄毛=男性ホルモンが多い」と先入観を持っている人がいるかもしれません。
でも、パートナーは精子の数や量が少ないタイプだとも考えられます。薄毛の男性は一般的なイメージほど生殖能力が高くないということをおぼえておきましょう。
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スキンヘッドの男性は、意外に男性ホルモンが多いわけではないことがわかりましたね。映画やドラマに出てくる、スキンヘッドの悪役のイメージが変わってしまいそうです。
(文/スケルトンワークス)
【参考】