日常に馴染んでいる「日本三大洋食」の秘密を知っていますか? (2/2ページ)
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三大
そして上野「ポンチ亭」の島田信二郎さんが「とんかつ」と呼びはじめ、現代に至ります。でもご年配の方はいまでも「カツレツ」ということがありますね。
ちなみに洋食というより日本食というイメージが強いのは、お箸でサクサクっと食べられるからではないかと筆者は思います。
■3:最初はじゃがいもが入っていなかったコロッケ
三大洋食の最後はコロッケです。こちらもフランス料理が語源で、なかにベシャメルソースが入った「クロケット」からきているといわれています。
ベシャメルソースが入った揚げものといえば、クリームコロッケ。蟹クリームコロッケは、コロッケなのにじゃがいもが入っていませんが、この由来を聞けば納得できるはず。
では、なぜコロッケにじゃがいもが入るようになったのでしょう?
理由は簡単。明治時代にじゃがいもを北海道で育ててみたら、その風土と合ってたくさん採れるようになったのだそうです。そして日本中にじゃがいもが普及したため、コロッケに入るようになったのだということ。
なぜコロッケに入れようと思ったのかについては諸説あるのですが、ポルトガルにも「クロケッテ」という衣のないコロッケのようなものがあり、それが由来ともいわれています。こんなに身近なコロッケなのに、ちょっと謎めいているのもおもしろいですよね。
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カレーライスもとんかつもコロッケも、すっかり日本人の定番。でもこうしてルーツを探ってみたり、洋食屋さんでていねいにつくられたものを食べてみたりして、歴史に思いをはせてみるのもいいかもしれません。
(文/料理家・まつながなお)