13人に1人は該当?「性的マイノリティー」である我が子を大切に育てるには (2/3ページ)
日本でも文部科学省から全国の小、中、高校に性的マイノリティーの子ども達を支援するように通達がされました。
最近になって、ようやく社会的にもセクシャル・マイノリティーを支援する風潮が出てきました。でも、肝心な親が受け入れなかったり、知識不足であることがあります。
■親に認めてもらえない子どもの行く末
スカートを履きたがったり、ピンクや赤のものしか持ちたがらない男の子に対して「男の子らしくない」と、親が認めないまま育てた場合どうなるでしょう。
自分の好みを主張したり、自分のしたいことをすると親が嫌な顔をするような環境で育てしまった子どもは、自らの気持ちを押し殺し隠すようになります。「変な目で見られたくない」「親に申し訳ない」と思い、自身のことを恥ずかしい存在とみなし、自己否定するようになります。
専門機関に相談することもなく、“男の子として”または“女の子として”の枠組みで対応され続けます。
小学校に入学すると、男女別に行動することも多くなり更衣室、トイレも異なります。これらが原因で不登校になる子どもも出てきます。やがて、思春期を迎え第二次性徴が訪れて髭がはえたり、生理がきたり、胸が膨らんだりするといった身体的特徴で深く悩むようになってしまいます。
■親だからこそ、子どもの応援団長に
男の子ならば、電車やミニカーに興味を持ち、将来パパとキャッチボールをするようになる。女の子ならばママゴトや人形遊びをし、将来はママと一緒にショッピングするのを夢見ている。でもそれは“親の望み”であって、子どもの本心ではないのです。
なかなか受け入れがたいことかもしれませんが、親としてはどんな子でもかけがえのない“我が子”ですよね。
それなら、子どもとって居心地のよい環境を作ってやるのが親の愛情でではないでしょうか。子どものことを理解してくれる“応援団”を作ったり、イジメを受けることのないように子どものクラスメイトにカミングアウトしたり、保護者会で説明したりするなど、出来ることはたくさんあります。
誰にも自分の特性に合わせて“自由”に生きる権利があります。