高橋みなみに浮上する「紅白で卒業」にブーイング

デイリーニュースオンライン

写真は755より
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 年内のグループ卒業を発表しているAKB48・高橋みなみ(24)の“卒業日”に関して、一部ネット上で物議を醸している。高橋みなみは昨年時点で、AKBのデビュー日となる「2115年の12月8日を“メド”にAKB48を卒業します」と発言していたが、12月9日には高橋参加のラストシングルが発売されるとあって、卒業日はさらに後ろ倒しになると見られている。そこで、2013年に卒業発表した大島優子に続く「あの騒動」が勃発するのでは……と予想されているようだ。

ジャニー喜多川が苦言を呈した大島優子の卒業騒動

 大島の卒業は大晦日、『NHK紅白歌合戦』の本番ステージ中に発表された。前代未聞となる紅白での卒業発表となったが、当時ネット上では「私物化するな」という批判が殺到した。

 また、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長は、大島が同年で紅白の出場に区切りをつけた北島三郎(78)を“食って”しまったとして、

「もう少し北島さんを立てていただきたかった。もっと暖かく対応しないと。それだけが残念ですね」

 と異例の苦言を呈していたほどだった。

 そして今年、紅白にAKBグループが多数出演するのはもはや既定路線と見られているが、9月29日付の「東京スポーツ」は、高橋のラストステージが紅白になるよう調整中だと報じた。確かに1年を締めくくる場となる紅白での“ラストステージ”となれば美しい流れかも知れない。が、ネット上では、

「紅白を卒業式にするのはやめてほしい」
「最近のAKBとNHKの癒着が凄いなあ」
「支えてくれたファンのために、秋葉原の劇場でやるのが筋では?」

 と、AKBによる紅白私物化に対する批判が飛び交っている。

 スポーツ紙記者が語る。

「実際にNHK関係者も、こと2015年のヒット曲のなさには頭を抱えています。昨年も『ヒット曲がない1年』と言われていましたが、それでも『妖怪ウォッチ』や『レット・イット・ゴー~ありのままで~』など、全世代が耳にしたことがある曲はいくつかあった。ところが今年に関しては、誰もが口ずさめるような楽曲が、本当に一曲も生まれていないため、NHKはとにかく話題性に飛びつきたい姿勢のようです」

 そうしたなかで、近年紅白ではサプライズゲストや演出、さらには人気アイドルの多数出場が恒例化しつつある。近年の視聴率不振も影響してか、嵐は5年連続で白組司会を務め、かつては「1事務所につき2グループまで」と言われた紅白の事務所枠制度も崩壊。ジャニーズは昨年6組、AKBグループもSKE48にNMB48、HKT48と4組が出場している。

「さらに今年は、昨年当確ラインにいたものの、松村沙友理(23)の不倫スキャンダルによって出場が白紙になった乃木坂46の返り咲きも有力視されています。ラストステージに新グループ出場と、今年も紅白は“AKB祭り”になることは間違いないでしょう」(前出記者)

 高橋の10年に渡るグループ活動の終着点が、予想外の批判の嵐を巻き起こしてしまわなければいいが……。

(取材・文/一樹守)

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